水出しアイスバッグ

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。
まだまだ暑い日が続いておりますね。

個人的にはアイスのコーヒーよりもホットコーヒーをよく飲みます。

とはいえ、水出しアイスバッグの味のチェックという名目で、アイスコーヒーもがぶがぶ飲むのですがね。

水出しアイスコーヒーは濃い目につくって甘くとろっとした味わいをチビチビ飲む。

濃い目のアイスコーヒーの氷がとける。溶けてくるにしたがって広がる味わいと香り。

通常のアイスバックでも良いのですが、特に禁断のアイスバッグのような香りの玉手箱のようなコーヒーは顕著に楽しめます。

一般常識ではコーヒーが薄くなると水っぽくなると思われる。

しかし、味わいに広がりが生まれるのが水出しアイスコーヒーの魅力の一つです。

氷を入れても良し、加水する事によるポジティブな味わいの変化もたのしんで頂けたらと思います。

とあるサイトに興味深い記事がありました。

ウイスキーを割って飲むのはビギナーの飲み方なのかと思いがちですが、実際にはそんなことはありません。たとえば、ミネラルウォーターとウイスキーを1対1で割って飲む「トワイスアップ(トゥワイスアップ)」という飲み方は、ウイスキーのテイスティングにも用いられる方法。加水することで新しい香りが立ちあがってくるともいわれ、プロの世界ではこれを“香りが開く”と表現するそうです。

トワイスアップほどの水を入れなくても、ウイスキーは数滴の水を加えるだけでも香りが変わるといわれています。

ウイスキーの場合はアルコール濃度の関係もあるのでしょうが、水出しアイスコーヒーも数滴の加水で味わいが開くので是非お試しください。

余談ですが、安くて不味いコーヒーを飲んでる人や、不味いコーヒー豆を頂いた場合などは、濃い目にコーヒーを抽出してお湯で割ると不味さが和らぎますので何かの機会にチャレンジしてみてください。

高いものは美味いのが当たり前!?

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

3月に入りそろそろ新たな豆をリリースしたくウズウズしております。

お客様も、何か代り映えしないメニューだなぁと思っているかもしれません。

変わって無い事は無いです。思いっきり変わっています。

生豆の価格が( ;∀;)

2倍高くなった牛乳は2倍美味しくなったか?

2倍高くなった玉子は2倍美味しくなったか?

ならない。

コーヒーも同じく仕入れ値が上がっている。この価格上昇はブラシュアップの為のコスト増ではなく、為替による原材料高騰、海上運賃の上昇によるものだ。

常識的には価格が上がるが値上がり分の美味しさの上昇は難しい。

どんなにお金を払っても、昨年同等のクオリティで折り合いを付けないとイケない感じがします。

それでも丁寧に仕事をして、より高品質なものを提供できるように工夫しております。

終売した商品を今更褒めるのもなんだが、インドネシア・オナンガンジャンのカルドンエステートは良い仕事をしてくれました。

現在のオナンガンジャンももう少し価格を下げたがったが上々の味わいです。

コロンビアもナリーニョのブエサコ地区セントロの上物でおすすめです。

高品質の商品を扱うので素材自体が高額です。それでも1杯100円以内。出来たらもうチョット安くしたいのですがね。

安くしたいと思っているのですが、お客様の3割くらいは1杯200円位までは出すよ!美味いもの飲みたいし。という感じのお客様です。

それはそれで嬉しいのですが100g2,000円となると美味しくて当たり前。

じゃぁ、美味しくなかったらどうするの?

納得して頂ける価格に訂正しなければなりません。

そんな訳で、高額な豆は当店には非常にリスクが高く、お客様はお買い得な商品になります。

焼き肉だって特上は高額だけどお買い得。

切り落としはリーズナブルだけど収益源。

グアテマラ_サントトーマスパサージ農園

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

当店は充実した週休3日を満喫する社長と、その煽りをうけて休日でも働く従業員のブラック企業で運営されております。

さてさて、コロンビアに続きグアテマラをリリース致しました。

グァテマラのコーヒー協会であるANACAFE(アナカフェ)  による8つの生産地別ブランドの一つアティトラン地区で栽培されました。

当店ではアンティグア地区、アカテナンゴ地区、ウエウエテナンゴ地区生産のモノをよく使用しております。

4つある火山性生産地の中でアティトランの土壌が最も有機物質が多いとされ、アティトラン湖岸からそびえる壮大な火山の傾斜でコーヒーが栽培されております。

アティトラン湖はグァテマラにたくさんある火山湖で最も大きく知名度も高く、世界で最も美しい湖と言われたとか言われて無いとか(どっちやねん!)

こちらの農園は、過去さかのぼれば何度かご紹介したことがある農園です。

パチュージ(Pachuj)はマヤ語で「霧の地」を意味しており、実際、朝方の農園は霧に覆われるそうです。

大変歴史のある農園で始まりは19世紀中頃で、現在は6世代目であるFahsen家によって管理・運営されております。

昔からこのロゴが印字された69キロの麻袋で届きますが、最近はグレインバック(穀物用のインナー特殊ビニール)ですので劣化のスピードは緩やかです。

680円でこのレベルのコーヒーを飲める事は今後無いでしょう。

と、言うくらいおススメのコーヒーですので、機会がございましたら是非お楽しみくださいませ。

絶賛はまり中

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

11月も残り僅かになりました。

そして月末の忙しい時期に豆の入れ替えが集中してしまいました。しかも絶賛はまり中。

12月の初旬にはコスタリカの2種のリリース。これはすんなり合格です。

問題は冬のフレンチ。この深深煎りは新豆のケニアを使用してキラキラした12月から極寒の2月末までリリースする長期販売のブレンドです。

ケニアの良さを生かしてプラスアルファの美味しさがなくてはなりません。

隠し味でケニアを使うのか、ケニアの豆をメインで味を組み立てるのか。

それにより販売価格も変わります。あまり高くしたくは無い。が、ケニアを使うので安くは出来ない。

そしてケニアのブレンドは難しい。ケニア自体で完成されている味なので、より良い味わいに仕上げるのはゼロから考え直さねばなりません。

どうしてもエスプレッソをお湯で薄めたような、メイプルシロップに水あめで薄めたような水っぽくすっぽ抜けた味わいになってしまいます。

濃密な味わいのケニアの豆をもう少し軽やかに仕上げたいのだが。

赤い果実を濃縮したようなエスプレッソに、レモンのピールを浮かべたような風味。

今のところ何も足さないのが一番良い。

お湯の温度を若干低めにしたり、1週間くらい冷暗所に保存すれば落ち着き美味しいのですがね。

そんな面倒な事をしなくても、誰でも簡単にコーヒーメーカーで美味しく淹れられるコーヒーを目指しています。

無理にケニアの豆をメインに使用して、ケニアの下位互換のブレンドを作るくらいならやらないほうがよっぽどいい。

過去のブレンドレシピを見返しても、ケニアをブレンドに使うことは多くてもメインに押し出した事は多く無い。

どうしても安定性に欠ける。何か乳化剤のような豆があれば綺麗に安定して纏まるのだがね。コーヒーは難しくて面白くて何年やってもわからない。

アナエロビック ファーメンテーション

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

各地で雨の被害のニュースが聞かれるようになりました。

被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。

今日は台風の影響かちょっぴり過ごしやすい気温でした。

このくらいの暑さだと水出しアイスバッグの売れ行きが好調です。

これ以上暑いと、皆さんエアコンをガンガンかけて涼しい部屋でホットコーヒーを飲む方が増えます。

もちろん、暑い日にお湯を沸かすのも面倒なので、冷たいものしか飲まない人も少なくないでしょうが今年は特にホット用のコーヒーが多く出ます。

目新しいイエメンの売れ行きが好調です。8月末までには無くなる勢いです。

イエメン_ハラーズ地区_イエメニア種

イエメン_ハラーズ地区_イエメニア種

高額で誰が買うのかな?と思いましたが、買うであろうと思うお客様が大量に買われ、マニアの人と言うよりは女性のお客様も多く購入して頂いており、イケメンの影響か高額なので飲んでみたいという好奇心なのか。

イエメンが無くなったら、趣味でチョロット買ったホンジュラスのアナエロビックでもリリースしようかと思います。

何だか成人向けのネーミングですが、アナエロビック ファーメンテーション(Anaerobic fermentation)と言います。

コーヒーチェリーをタンクなどにつめ、酸素をなくした状態で発酵させる嫌気発酵させる工程で仕上げています。

ネットで販売するほどの量も無いので、こっそり焙煎して無くなり次第終了の予定です。

イエメンやコスタリカのサンタテレサSL28とか面白いと思って頂ける変態向きです。気になる方はお申し出ください。

数年前からこの嫌気発酵だったりラム、酒のオーク樽でエイジングしたコーヒー等が新たにリリースされ各国で香味の差別化をはかっています。

どうしようもない出来損ないも散見されますが、まだ始まったばかりですし批判ばっかりではいけません。

個人的には正々堂々と作ったコーヒーのほうがより感動しますが、一人じゃ飲みきれないけど大々的に売るほど量がないアナエロビック売ります。

このような場合は、超希少コーヒー入荷!とか幻のコーヒー入荷!と言えば良いのでしょうがね。