BRUTUS NEVER

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。
ここ数日、息子と社長が培養した超強力な風邪菌を注入されて寝込んでおりました。

当然、寝込む前に焙煎をしたり出荷をしたり。月次決算をしたり新しい豆の準備にHPの更新となかなかハードです。

熱にめっぽう弱いので、解熱剤をガンガン飲んで寒さと暑さが交互に襲ってくるのを巧みに無視し推し進めます。

さてさて。新作発売です。
新しいブレンドは、創業23年で初のケニアをメインで使用し、現在使用中の豆の中で一番高額なブレンドになります。

試作品の段階でかなりの量が売れており、早くブレンド名とラベルにHPの作成をしなければなりません。

当店で最も高額な豆を使用して、このラベルはどうかと!?と自問自答。

このラベル。だめだろ。

モカとケニアのブレンドという事で、第六代目のBRUTUS NEVERとしました。

メインで使用するケニアは新入荷のカイナムイファクトリーになります。

超円安ですので、仕入れコストは非常に高額なのですが、お値段据え置きでご提供です。キャラクターのある味わいがお好きな方は是非お試しください。

グアテマラ_サンタバルバラ

今回ご紹介致しますのは、ウエウエテナンゴ県サンタ・バーバラ地区の小規模生産者選抜のコーヒーです。

ウエウエテナンゴ県と言えば、以前ご紹介しましたパカマラ種やゲイシャ種で有名なエル・インヘルト農園や一昨年前に販売してましたエル・ディアマンテ農園など高品質で人気の高いエリアとなります。

今回ご紹介するロットも標高1,800-2,400mと非常に高いエリアで、一般的なコーヒー収穫時期よりも1-2ヶ月も遅れるほど冷涼な環境で育てられます。このゆっくりと時間をかけて熟すため、糖度が非常に高いコーヒーになります。

味わいは華やかで白桃のような甘い香りと、滑らかでクリーミーな口当たりがあります。時間と共に味わいが変化し、上質なチョコレートの様な風味も楽しめます。

同じグアテマラでも柑橘系の爽やかな味わいと力強い味わいのサンタカタリーナ農園とは異なり、産地による香味の違いが楽しめると思います。

このサンタ・バーバラ地区は細かく尾根が走る台地のような山塊エリアに約1600軒の小農家が点在しております。主要言語はマム語(マヤ語族の一系統)。

多くの零細農家は、集買業者に安値で販売せざるを得ない状況が長く続いておりましたが、このコーヒー生産地のポテンシャルの高さに目をつけた輸出業者が、安定的な原料確保と品質向上、生産者とのサスティナブルな関係を目的として「コーヒーケアプロジェクト」を立ち上げました。

このプロジェクトでは、小農家に対しより高品質なコーヒー栽培の為の、栽培や完熟果の収穫、パルピング、発酵終了のタイミング、乾燥方法、設備の清潔維持等細かく指導し、生豆の品質に応じてプレミアムが上乗せで支払われます。

この品質向上のための取り組みがより浸透することで、ポテンシャルがさらにブラッシュアップされてゆき、同エリアの零細農家による持続的なコーヒー生産の維持発展とその生活向上に寄与することになると考えております。

2年ぶりのご紹介となるサンタバルバラ地区の選抜ロット。お見逃しなく!

ファインロースト 深煎り

所在:ウエウエテナンゴ県サンタバルバラ地区
標高:1,800-2,400m
品種:ブルボン種中心
収穫:手摘み・セレクトピッキング
精製:発酵槽を使用した伝統的ウオッシュド精製
乾燥:パティオかナイロンシート上にて。層の厚さを5cm以上にせず、定期的に攪拌
ドライ:グァテマラシティ近郊の輸出業者のミルにて、粗選別→脱殻→風力選別→スクリーン選別→比重選別→電子選別
輸送:リーファーコンテナ
保管:国内定温倉庫

グアテマラ_サントトーマスパサージ農園

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

当店は充実した週休3日を満喫する社長と、その煽りをうけて休日でも働く従業員のブラック企業で運営されております。

さてさて、コロンビアに続きグアテマラをリリース致しました。

グァテマラのコーヒー協会であるANACAFE(アナカフェ)  による8つの生産地別ブランドの一つアティトラン地区で栽培されました。

当店ではアンティグア地区、アカテナンゴ地区、ウエウエテナンゴ地区生産のモノをよく使用しております。

4つある火山性生産地の中でアティトランの土壌が最も有機物質が多いとされ、アティトラン湖岸からそびえる壮大な火山の傾斜でコーヒーが栽培されております。

アティトラン湖はグァテマラにたくさんある火山湖で最も大きく知名度も高く、世界で最も美しい湖と言われたとか言われて無いとか(どっちやねん!)

こちらの農園は、過去さかのぼれば何度かご紹介したことがある農園です。

パチュージ(Pachuj)はマヤ語で「霧の地」を意味しており、実際、朝方の農園は霧に覆われるそうです。

大変歴史のある農園で始まりは19世紀中頃で、現在は6世代目であるFahsen家によって管理・運営されております。

昔からこのロゴが印字された69キロの麻袋で届きますが、最近はグレインバック(穀物用のインナー特殊ビニール)ですので劣化のスピードは緩やかです。

680円でこのレベルのコーヒーを飲める事は今後無いでしょう。

と、言うくらいおススメのコーヒーですので、機会がございましたら是非お楽しみくださいませ。

ケニア/カラツファクトリー

地域:中央州キアンブ県Gatundu地区Ndarugu
所属農協:Gitwe農協
生産者:ファクトリー周辺の所属農家696名
標高:1,883m(ファクトリーの標高)
品種:SL28、SL34、Ruiru11(1%程度)
精製:発酵槽を使用しソーキングも行うケニアの伝統的ウォッシュト
収穫:赤実をセレクトピッキング
乾燥:アフリカンベッドにて天日乾燥
保管:国内定温倉庫
販売日:2023.01.27

ケニア準備中

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

次々と新豆をリリースしているような気がしますが、月日の流れが早くて気のせいの状況です。

入荷する豆、入荷する豆いい値段しますね。素晴らしい。

特に中米の買い付け時期は為替の影響をもろに受けた状況ですね。仕方ない。

まぁ、安い豆は山ほどあるのですが良い豆は多くは無いのでね。高くても良い豆だけを集めましょう。

そもそも為替の影響ですので生産者がぼろ儲けしているわけでない。

そうそう。日本郵船の財務を見てみたら、エゲツナイ経常利益をたたき出しています。

売上はたいして変わらないのにこの経常利益の増えよう。どさくさに紛れてありえない。

俺なんて小遣い1万円で頑張っているのにぼりやがって。せめて株でも買っておけば良かったなぁ。4倍はいけた。

とりあえず、ケニアの豆が入れ替わりますのでサイトや便りの更新をしております。

ケニア・キウニウ(100g820円)→ケニア・カラツ(100g820)円据え置きです。

キリニャガ地区の豆からキアンブ地区の豆になります。

いろいろ飲み比べをして引き出しの数を増やしていきたいのですが、小さな脳みそでは収納場所が増えすぎて混乱してしまいます。

コーヒーの能書きばっかり詰め込んでも偏向志向になってしまうので、自分の感じる直感型で行くしかありません。

豆の切り替え作業は滅茶苦茶面倒ですが、いろいろ飲みたくなってしまいますので仕方ない。