人気のイエメンとタンザニア

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

毎日暑い日が続いておりますがお元気でしょうか?

当店の場合は、コーヒーの売り上げは年間を通してほぼ変わりませんが、それでも夏場は多少落ち込む季節です。

そんな中、新規のお客様がちょっぴり増えているようです。(有難い)

そして最近、電話セールスもちょっぴり増えている気がします。(迷惑)

ざわざわした部屋の中で電話しているので、コロナを心配してしまいますが生活もありますので悩ましいですね。

さて。さて。新豆をどんどんリリースしておりますが、最近ご注文が多い「イエメン」

素晴らしいコーヒーではありますが、非常に高額で気軽におススメ出来るモノではない。

しかし、ナチュラル好きの猛者がガンガン購入して下さっています。

唯一無二の個性にはまってしまったら仕方ありません。

決して万人受けするような味わいでは無いのですが、みんな同じ味では詰まらないですからね。ナチュラルが好きな方や、イエメニア種が気になる方はぜひ一度お試しください!

そうそう。新豆と言う訳では無いのですが、タンザニア・ブラックバーン農園が変わりました。

スクリーンサイズで「AB」から「AA」となります。

「AB」から「AA」となり粒が大きくなり、生豆の価格も上がり高級品に変わりました。(お値段据え置き)

粒が大きくなって姿は美しいのですが、味わいは飲んでみないとわかりません。

ブラックバーン農園は、隔年周期で「AB」のほうが良かったり「AA」のほうが美味しかったりします。

どっちも遜色ない位に良いのですが、今年は現在販売中の「AA」のほうが出来が良いです。

「AB」の出来が良い時は、ケニアのようなブルベリーやラズベリーの風味と豊かなボディが楽しめます。

「AA」の出来の良い時は、透明感がありながらも豊かで甘さを伴うコクが楽しめます。

生産量が減って通年販売が難しいブラックバーン農園。派手過ぎずバランスの良い味わいと豊かなコクのタンザニア。深煎りがお好きな方にはおススメです。ぜひ一度お楽しみください!

イエメン_ハラーズ地区_イエメニア種

イエメン_ハラーズ地区_イエメニア種

イエメン_ハラーズ地区_イエメニア種
厳しい国内情勢が続くイエメンから、飛びきりフレッシュで超レアなコーヒーが入荷いたしました!

エチオピアを起源とし、イエメンを通じ世界に広まったアラビカ種は300年もの年月をへて自然交配、人工交配などにより数多くの品種(亜種)が生まれました。

現在世界に流通しているアラビカ種はほぼ2系統に分かれます。

まずはイエメンからインド、インドネシアへと持ち込まれその後ヨーロッパ経由で世界に広まったティピカ系品種。

そしてイエメンからレユニオン島経由で東アフリカへ、その後中南米へと伝わったブルボン系品種のいずれかから派生したものと言われております。

今回ご紹介いたしますのは、この品種とは全く異なる個体で、2020年に新たに発見されイエメン国内で独自に発展を遂げた固有の品種グループに登録され、YEMENIA(イエメニア)種と名づけられました。

味わいはイエメンらしく個性的で、ブランデーを彷彿させる芳醇な風味にナチュラルとは思えないような透明感のある味わいとドライフルーツのような甘さが印象的です。

“昔アラブの偉いお坊さんが 恋を忘れたあわれな男に しびれるような香りいっぱいの こはく色した飲み物を教えてあげました ”

最高の恋が出来るかどうかは不明ですが、イエメン産コーヒーでしか味わうことのできない唯一無二の個性、どうぞご堪能ください。