エチオピア_ナチュラル

エチオピア・イルガチェフェのナチュラル販売開始です!

農地はイルガチェフェエリアの中でも優れたカップを作り出すウォルカ・ウオッシングステーション。

このステーションに持ち込まれるの農家の中で標高の高い「ハロハディ集落」の豆のみを使用し丁寧にナチュラル精製致しました。

人気のアダメ・マゾリョ集落とは隣接した集落になり勝るとも劣らない最高エリアになります。

豆を挽いた瞬間から、ナチュラルらしい白い花を思わせる甘い香りと、桃やアプリコット、マスカット、プラム、ベリー等々完熟した甘い香りが巧みに融合し、素晴らしい香りを感じることが出来ます。

その複雑で豊かな香りと甘さ。口に含んだ瞬間から舌に軽く感じる酸味と角の無いまろやかな苦味は、心地よい余韻となって長く長く続きます。

「ナチュラル」とは、コーヒーの赤い実を付けたまま乾燥させ、その後脱穀をする精製方法の事です。果肉の糖分が豆に浸透し、ナチュラル精製ならではの独特の香味が作り出されます。

手摘みされた完熟のチェリーはウォッシングステーションに持ち込まれた後、更にしっかりと完熟したチェリーのみを選別し、ミル内にあるアフリカンベッドで約20日乾燥させます。
天日でじっくりと乾燥したチェリーはアジス・アベバにあるドライミル工場にて、脱殻・異物除去・スクリーン(大きさ)選別・比重選別・色別センサーによる電子選別・ハンドピックが行われます。

梱包は穀物専用のグレインパックに入れられ、麻袋で梱包されリーファーコンテナ(定温船)で日本に入港しそのまま定温倉庫に保存されます。

栽培から収穫、精製まで丁寧に仕上げられ、個性豊かな味わいのコーヒーです。是非お試しください!

生産者:Worka Washing Station ハロハディ集落の農家
所在: 南部諸民族州 ゲデオ・ゾーン ゲデブ・ウォレダ ウォルカ
標高:周辺農家約2,250m
品種:在来品種
精製:ナチュラル
収穫:手摘み、収穫後更にハンドソーティング
乾燥:棚干し天日乾燥
輸送:リーファーコンテナ
保管:国内定温倉庫
販売日:2022.05.13

答え

こんにちは。Invest in Kishida death

久しぶりに聞かれました。

「値上げをしたの!?」

何て返事をすればいいのか?

「したよ」

が、聞かれた事に対して正しい答えでしょう。

しかし、正しい答えではダメ。大変申し訳ございませんとか、材料費が高騰しましてとかお詫びをします。

悩みに悩んで我慢に我慢して、何とかお客様にお願いして価格を上げさせて頂いたのだ(随分前に)書類やらHPやらの仕事も大変でした。

お客様も悪気なんて全く無いのはわかります。しかし、それを今更言われてもね・・・。

私も一生懸命やっているし申し訳ない気持ちでいっぱいなのだ。

細かい所ではグアテマラは価格を維持し、ペルーは昨年740円だったが680円に値下げをしている。エチオピアもアダメ・マゾリョ集落も昨年よりも材料費は上がっているが値下げをしている。価格は気にしているのだ。

円安だしコンテナ船の輸送費も跳ね上がり、価格が上がらない方がおかしい話じゃない!?

今、円安で130円ですよ。この意味は理解出来て無いと思いますが、今後の予想出来ていますか!?

夏場に何が起こるか想像出来ますか?

100伝えたい事があっても、おそらく1くらいしか伝わらない。

コーヒーは飲んで伝わる人が伝わればイイかな。この話は疲れた。

伝える努力はしない。

美味しいコーヒーを作る努力が大事。

全ての答えはコーヒーのカップの中に宿るのだ。全員が分かる人では無いが、チョッと違うかなぁと思って頂けたら嬉しいですね。

office365を契約

早期退職を夢見て12年。

検討に検討を重ねた末、office365を契約した。

家に居なければ仕事をしなくて済むはずが、何処に行ってもネットさえ繋がっていれば仕事ができる環境を手に入れた。

仕事は出来なくてもいいが、ネットは繋がっていて欲しい。

そんな我が侭が通用する訳もなく、ネットとクラウドでいつでも何処でも仕事ができる環境を作ろう。ノマドライフだ。

キャンピングカーにモバイルWi-Fiもって、自由気ままな生活も捨てがたい。

焙煎所と資材置場をメインの生活拠点として、集中して作業が出来るようになれば長時間労働から解放されると思うのです。

製造業は生産性を上げやすい。だらだら仕事をしても良いものは出来ない。

しかし、接客などのサービス業は生産性は上げにくい。当然、業種別の収入は低くなるが、ここの生産性はあまり追求すべきでは無いと思ってます。お客様にはゆっくり楽しんで行って欲しい。

一般的に人時売上高の目標を5,000円以上と言うが、店売りだけだとバタバタしすぎな気がします。

ただ、現在の製造業をやりながらサービス業を行うと、生産性は悪くクオリティーも落ちやすい。この状況は一刻も早く脱しなければならない。

注文を受けたものを袋に入れて客に渡すのは小学生でも出来る。

売ると言うのは客が何を求めているのか?予算は幾らなのか?今、これが美味しいですよ!と言える説得力。熱量などなど。

美味いか不味いかの違いを分かる人は多くは無い。好みもあるだろう。

魚屋に行って、今何がおススメですか!?と聞いて、冷凍の紅鮭って言われても心に刺さらないだろ。

春は真鯛だよ!桜鯛って言うんだ。なんて言われて産卵後のやせ細ってパサパサの鯛を進められたら2度と行かないだろ!?

カレイに、ホタルイカにメバルに鯵だ。さっぱりしているがサワラ(鰆)も関西では春が旬だ。(関東は冬だがそもそも売ってない)

魚屋のプロだったら誰でも知っているが、消費者にはなかなか分からない。だからプロの店で美味しい物を求めに行くのだ。

今の当店のコーヒーなら、浅めのコーヒーならエルサルバドルにエチオピア・イルガチェフェ(アダメ・マゾリョ集落)ウオッシュドだ。

若干淹れるのが難しが毎日飲んでる俺が言うのだから、品質でのおススメはこれだ。

深煎りなら季節のブレンドの「きらめき」

全ての商品が遜色なく良い商品をリリースしていますが、金額と品質の両面を考慮して俺が買うなら上記の3点。

お客さんは選ぶ楽しみも大切なのでイロイロ取り揃えますがね。エルサルなんて人気ランキングでは圏外だが、このパカマラの上質でクリーミーな味わいは素晴らしい。と思う。

足す料理と引く料理

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

先日、佐々木 俊尚さんのボイシーで、足し算の料理と引き算の料理の話がありました。

フレンチ、ラーメン、中華、韓国のキムチなどは足す料理の方が多い気がします。

一方、和食は雑味やエグミ、余分な脂までも削って旨味を楽しむ引く料理が多い。

やや水っぽい魚。食べる時間を逆算して塩を振り水分を抜く。

磯臭い魚は塩水処理をしたり、干して水分を抜いたり。ピチットシートしかり。

出汁のとり方も余分なモノを出さないように気を使う物が多いと思います。

どっちの世界も完成されたモノは素晴らしい。

足す料理の失敗作は、週末のお父さんの料理のように、カレー粉を2種類入れてチョコレートを入れるとか、インスタントコーヒーや漢方薬を入れるとか。何かを入れたらより美味くなった「気」になる料理。

本格的なカレーは、残念ながらインド、パキスタン、スリランカ人のような感性・血は流れていない。

日本人が作るキムチもどうしても韓国の人が作る味わいにはならない。おそらく血なのだろう。

引き算の料理は地味だが仕事の良し悪しで味わいは格段に変わります。

スーパーで買った切れてる安い刺身を、トレーから出して皿に移すだけではプロフェッショナルな和食とは言えません。

素材の味わいを活かすのならひと手間かけて、余計なものを引かなければなりません。

活け花とフラワーアレンジメント。

生活や服もゴテゴテとモノを集めるタイプと、いわゆるシンプルに生きる人。極端なのがミニマリスト。

人それぞれ好みがあるでしょうが、当店のブレンドコーヒーは高価格帯のブレンドは非常にシンプル。逆に100g680円のベースグレードのブレンド商品は足し算のブレンドが多いです。

ベースグレードのブレンドは、混合焙煎をして味をみてアフターミックスで味の調整をします。

高い商品よりも手間がかかっているのですが、この価格でこの味わいを作れるのはそうはいないでしょう。(自画自賛)

ベースグレードのブレンドも、ひと月に何トンも出るのでしたらスケールメリットが出るのですが、高価のブレンドの方が売れるのでそこまで安くも出来ませんが。そもそも金を出さないとそれなりの良い豆は買えない時代になりました。

素晴らしい食材を使用し、シンプルに素材を活かすのも良し。

今ある材料で予算内でより良いブレンドを作るのも良し。

個人的には同じ金額を出すのでしたら、ストレートコーヒーよりもブレンドコーヒーの方が美味しくなる可能性が高いです。高価格のブレンドは使える豆の幅が広がりますので更に美味しい可能性が高いです。

高くても美味しくないコーヒーは世の中にはたくさんありますが。。。

つなぎ

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

社長が日記を書きかけていたので様子を見ておりましたが、なかなか筆が進まぬようなのでつなぎで書く事にしました。

さて、春の味覚のタケノコ。今回のロットをもちまして終了です。

今年は150本以上を切って皮剥いて茹でて洗って袋に入れて。

タイミングがあった方にお裾分けしましたが、もしかしたらお渡し出来なかったお客様は申し訳ございませんでした。

1本3キロ以上ありますので、収穫したタケノコが500キロ。中身は200キロ位でしょうか?

タケノコの皮等のゴミが300キロを超えます。

商売をしているので、100人くらいに配ればすぐに無くなるのですが処理は大変ですね。

これからフキのシーズンに入り飽きた頃に山椒の実がなり梅の収穫に入ります。

きゃらぶきに、山椒とジャコの混ぜご飯に昨年漬けた梅干しに。畑で汗をかいた後の梅ジュースは格別です。

有難い事なのですが仕事がありますので、のんびり田舎暮らしとはいきませんが。

深夜に仕事を進めてやっと作った貴重な時間は、社長がお使いになります。

社長は何もしないかと言えばそうではありません。毎日片づけをしてます。

ただ、散らかす天才の社長は、片づけの最中に散らかすという類まれな才能があります。

片づけをしなくて良い様に、まずは散らかさないように生活を心がければ随分と時間の節約になると思うのですがね。

「趣味は片付け、特技は散らかす。」

お客様から、おすみさんはいつもにこやかで良いですね!と言われます。

普段はこんな感じですよ。次回は社長が登場です。