香味の安定

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。三連休お休みだった方も、お仕事だった人も梅雨明けの猛暑でバテていませんか!?小生はいつでもバテ気味なのですが・・・。

この暑さで、水出しアイスバッグのご注文を沢山頂き、仕事の合間をみては作成しております。と、言いましてもやっぱり暑い日にもホットコーヒーは美味しいです。人間欲張りですね。私は9割以上はホットで楽しんでいます。

さて。そんな小生の最近のお勧めはコーヒーは、冬飲むコーヒーよりもやや浅めのコーヒーがスッキリしていて美味しいと思います。理由は幾つかあるのですが、夏は苦みを感じやすいですし、甘さやコク、粘性よりも爽やかさの方が気候に合うと思うのです。

「中煎りの美味しさに気が付いた!」というお客様が少し増えてきたように思います。今後とも中煎り愛好家倍増計画を推し進めていきたいと思います。

ご自身のこのみで、好きなように淹れて楽しんで頂いて結構なのですが、とうとう気が付いてしまったのですね。中煎りの魅力に(笑)

私は夏場は浅めのローストの豆をやや多めの豆を使用して、ゆっくりと抽出するのがお気に入りです。

サッパリと言えば、夏場の卵は味わいがすっぽ抜けます。また牛乳は驚くほど味わいが変わります。ただ、乳業で働く方の話ではほぼクレームは無いと聞いたことがあるのです。

牛乳が夏と冬では味が違うというのは当然知っているのか?それとも味が違う事に気が付かないだけなのか。その他にも夏場は、冬場に比べて「牛乳を飲みたい気分」にもなりにくい季節なのかもしれませんね。

そして動物系のダシを使っているラーメンやさんも夏場のスープは大変だと思うのです。やっぱり冬のようなレシピではなかなか夏場に美味しくはならないと聞いたことがあります。夏場でも美味しいダシをとってるラーメン屋さんはとっても研究熱心なんだと思います。

ほろにがのブレンドも、季節により使用する豆が変わり配合が変わり、焙煎時間を意識して長くしたり。当然、焙煎時間を長くして失った物を補うように焙煎の配合を微調整したり。毎回毎回味をチェックして配合や焙煎の微調整をしております。

ラーメン屋さんもケーキ屋さんも一年を通して味を安定させるのは大変だと思うのですが、コーヒー豆は砂糖もミルクも油分も化学調味料も添加出来ないので、誤魔化しが効かないですよね。だから面白いです。毎回、味見が楽しみでもあるのです。

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