こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
本日もほろにが園芸部のつぶやきにお付き合いくださり誠にありがとうございます!
草花をこよなく愛する読者さんなら、もうご存知の頂芽優勢のお話です。
(この言葉を先日知って、使いたくてウズウズしていた事は内緒です。)
さて、頂芽優勢 (ちょうがゆうせい)とは、植物の茎の先端にある頂芽の成長が、側芽(腋芽)の成長よりも優先される現象のことです。最近お気に入りのクレマチスの成長を見て、ひとりで頂芽優勢の現象の美しさを眺めております。
ひとりで眺めているのは話す相手が少ないとか、園芸部員の入部が少ないとかそういう問題じゃ無いですよ。園芸部は基本自主連ですからね。
植物の茎の先端にある頂芽を切ってしまうと、側芽が伸びだします。
摘心とかピンチとかと言ったりします。バジルなんかも側芽を沢山出させる為に摘心を行いますよね。
この茎の上に伸びようとする先端にある頂芽を、水平近くに誘引するとまた植物の面白さがあります。そうです!上に伸びようと側芽が沢山伸びだすのです。頂芽優勢の現象を巧みに使い栽培を行うのはほろにが園芸部だけではありません!
そうなのです!グアテマラ・アンティグアにもその農法を匠に操る人物がいたのです!サンタカタリーナ農園主のペドロ氏。木を誘引して脇芽を増やす方法を取り入れておりました。イチジクの栽培とかでも行われるベタな手法なのですが、コーヒー栽培では珍しく印象に残っております。彼は米国の農業大学で農業を学んできたと記憶しております。以前ご紹介した、パナマのトラディショナル農園のリカルド・コイナー氏も同じ大学でお友達のようです。
何がいい言いたいのか考えもせずに書き出して、〆の言葉が見つからないのですが、頂芽優勢 (ちょうがゆうせい)大切ですので覚えておいてください!余談ですがこの間、息子がグラジオラスの芽をむしってしまいましたが、これは脇芽が無くて枯れました(苦笑)