こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
とうとうやってきましたブドウの季節が到来です。
まずはデラウエアそしてバッファローでしょうか。
オーソドックスなデラウエアは、甘さの質や香りに透明感のある味わいで、ブドウの一発目を飾る最高の品種では無いでしょうか。
コーヒーで言うとルワンダのようなエレガントな味わいで好きです。
次いで出てくるのがバッファローでしょうか。力強い山葡萄のような香りが、荒削りならも一本筋の通った無骨なお父さんのようで応援したくなります。
黒葡萄の中で品格があるのは、ピオーネでしょうか。大きく皮離れもよくて適度な酸味とジューシーさ。バランスのよい味わいですね。
最近人気のシャインマスカットは、農園によってもバラツキがあると言われますが、安定したクオリティーと美しさがあり物流にも向いており素晴らしい品種ですね。
ただ、皮離れが悪く皮まで食べられると言うが、皮が美味しいわけでも無ければ口当たりも良いわけでも無い。
そしてマスカット・オブ・アレキサンドリアよりは香りも落ちて、何より酸味が少なく味に締まりがない。
子供騙しの品種のようにも思えるが、これが市場のニーズでありBusinessとしては正しいのでしょう。まだ高値安定してますしね。
早く次世代のマスカサーティが出回らないか今から楽しみでもあります。
そして個人的には皮ごと食べるのであれば、岡山の瀬戸ジャイアンツの方が優れていると思います。しかし、マスカット・オブ・アレキサンドリアと同様に作り手を選ぶ難しい品種なのでしょうかね。
果樹もコーヒーも自然相手だし、市場向けに作らなければならないし難しくて面白いお仕事でしょうね。
つづく。