エチオピア・ハラ―

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。

各地で自然災害が起きておりますが、お変わりございませんでしょうか。

熱中症や脱水症状などにも注意が必要な時期ですので十分にお気を付けください。

新しいHPをアップしたと思ったら、今度は新しい豆の準備です。

まずはエチオピアのハラー地区のナチュラルです。

クリーンな味わいにワインのようなニュアンス。甘さに滑らかな口当たりはまるでイエメンのような風味です。

イエメンでこのような味わいを探すのは非常に困難ですし、超絶品と言えるでしょう。イエメンであるならばおそらく売値でも2倍以上はすると思います。

まぁ、内緒ですがこのハラ―の豆は昔から闇でイエメンに流れていると思います。推測ですがね。

3年前のエチオピアの農薬問題と時を同じくしてイエメンも農薬が検出されましたので、言い逃れも出来ないと思います。

ま、そんな細かい事は置いといて、イエメンじゃなくてハラ―のナチュラル準備中です!

いるがちょ?ちぇ?ちぇ?

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。

開店当初からお世話になっているお客様が、15年前のエチオピア・イルガチェフェの袋を持ってきてくれました。

エチオピアのイルガチェフェ。この文字はパソコンを叩けば溢れるほど出てきます。ただ、10年以上前に日本で販売しているお店は極めて少なかったです。

ビックリするような美味い豆があるぜ!シダモ地区のなかのイルガチェフェって言うんだぜ!これバケモンだな。この生産地に行ってみたいな!仲間と話した覚えがあります。

セレブで(元)美女なお客様方が、「いるが・・ちゃ?ふぇ?」「いるがちょ?ちぇ?ちぇ?」とかイチイチ声に出して発音練習をするのを何度も遮って、エチオピアですね!と言ったことか。放置しておくと5分位奥様方で発音練習してますからね。

ちなみに男性は、「コレください」と、読むことを放棄する場合が多いです。男女でコミュニケーション能力の差が出来ると言うのはうなづけます。

そして、「イルガチェフェっていろんな店でよく聞きますよね!」

なんて時々言われますが、この豆を見つけてアホみたいにお客さんにおススメしてきたのですよ。私。10年以上かかってようやく認知されるようになってきたのです。プロからそこそこ詳しい素人まで。

今現在、ご紹介しているイルガチェフェは、南部諸民族州ゲデオゾーンのイルガチェフェの中でも素晴らしい香味のコンガ地区にあるWotte Washing Station 周辺の農家のイルガチェフェなのです。

天日で乾燥された生豆は1.脱穀 2.異物除去 3.スクリーン選別 4.比重選別 5.電子選別 6.ハンドピックと進んでいきます。

ハンドピックはベルトコンベアに乗せられ、一定の時間停止している間に、両サイドにいる工員によって選別が施され、10年のキャリアを誇るベテラン工員による選別を施す特別な仕様となっています。

同じような名前が付いてますが・・・。モノが違うのですよ。味わいも。経験も。別格なのですよ。

と言っても、味の違いが分からないとどうにもなりません。半数以上がわからないが、分かる人がわかれば良いのです。

私は接客して5分で、お客様の味覚能力がどれほどか判断できますのでね・・・。

どんなに頑張っても、どんなに説明しても、味の違いがわからないと、豆が膨らんだとか膨らまないとか酸っぱいだの酸っぱくないだとの話で終わります。

あっっ、2分でお客さんの予算も分かりますよ。商人ですのでね。沢山のお客さんを見てますから。

私はどんなお客様でも全力で喜んで頂けるように努力はしてるつもりですが・・・。

きっとお客様も気が付くと思います。消費のプロですからね・・・。

たぶんアタリです!

私は大口購入か、味がわかる人か愛想の良いお客様が大好きです!

そんな人間性を疑うような店員ですが、それすらも許してくれる心の広くかつ違いの分かる素晴らしいお客様をお待ちいたしております!

ちなみにどんなに大口のお客様でも、接客態度は雑ですので気にしないでください!

これは遺伝ですので!

エチオピア販売開始です!

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。

大きな台風が通過し甚大な被害が場所もあるようですね。

被害に合われた方は、復旧には時間と労力が必要となるでしょうが、一日も早く平穏な生活に戻れることとを心から祈りします。

さて。11月も間近に迫り何だか気もそぞろです。

涼しくなって天気も良いので、来客も予想以上に多く嬉しい限りです。

で、なかなか作業が進みません。

お客様が来ないと困るのですが、お客様が来ると仕事にならないという矛盾を抱えつつ書類や便りや入出金のチェックを始め、コーヒーの味のチェックに新作の準備やらを進めていきます。

製造と販売と経営を両立してバランスをとるのはなかなか難しいですね。

若い時は、時間だけは人の2倍は働きましたが、もう40歳を過ぎたのでそのような働き方は卒業です。

それでも、時間だけは1.5倍以上は働いていると思いますが、ワーク・ライフ・バランスは考えないといけません。

そんな事言っても、世の中の9割以上が10年以内で廃業すると言われております。

気を抜くとすぐに廃業ですのでそんな流暢な事は言ってられないのですがね。。。

自分の販売したい物だけを販売してますが、お客様に喜んで頂けるように(多少は)考えないといけません。

エチオピアのジンマ・フンダオリ如何でしょうか?イルガチェフェも素晴らしいコーヒーですが、こちらも喜んで頂けると思います。

イルガチェフェの華やかな香味も素敵ですが、ジンマの香り高くバランスが良くマイルドで上質な香味は沢山のお客様に喜んで頂けるとます。是非よろしくお願いいたします!

コーヒーセレモニー

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。

長年販売しておりました、エチオピア・イルガチェフェ 中深煎りから、エチオピアのジンマ地区のコーヒーにスポットで変更しようと準備中です。

やっと来た!エチオピア🇪🇹ジンマ地区のファクトリーです。今までとは違うエリアだね。

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エチオピアコーヒーで現在最も良質なコーヒーの産地と知られるシダモ地区。その中でもイルガチェフェのエリアは有名です。

イルガチェフェにも品質にはピンからキリまでございますが、圧倒的に優れた産地ですので、それなりには仕上がる優良産地となります。

そしてコーヒー生産国で最もコストパフォーマンスの良いコーヒーがエチオピアのイルガチェフェです。

100g680円(当店では)この価格で、この素晴らしい味わいを楽しめるなんて夢のような状況です。

この香味が、パナマやグアテマラで栽培されたコーヒーなら、おそらく数倍の価格に跳ね上がるでしょう。このような香味はあり得ないですから。


(2013年エチオピア・ジンマ地区のコーヒーセレモニー)

月末から販売するジンマ地区のコーヒーは、スペシャルティコーヒーとしてさほど有名ではございません。

たぶん、凄いコーヒークラスタが美味しいと言わないので、誰も言わないのでしょう。美味しいコーヒーを飲んだことも無いのかもしれません。

もしかしたら、美味しくても美味しいと理解できない人も多いのかもしれません。

コーヒーは海外の飲み物なので、まだまだ日本人でコーヒーの本質を見極める力のある人は少ないです。

偉い人や有名な外国人が金属フィルターが良いと言えばそれに習い、プレスが良いと言えばそれに習い、エスプレッソが良いと言えばそれに習い、今まで馬鹿にしていたペーパードリップも、外国人がジャパニーズスタイルはクールだ!と言えばそれに習い。プロもまだこのレベルですのでね。。。

習うのは良いのですが、自分の考えは無いのかい!?というくらいまだ未熟な世界です。

今から4年前にジンマ地区のコーヒーセレモニーで飲んだコーヒーが素晴らしかったのを今でも鮮明に覚えております。

どうしても欲しかった。しかし、Amazonでポチっとすれば届くような代物ではないので、ご紹介するまでに凄い時間がかかってしまいました。イルガチェフェと違った素晴らしいエチオピアも楽しんで頂けたらと思っております。

おそらく、まだ販売をしたことも無いハラ―の地区でも素晴らしいコーヒーは生産が可能だと思います。ただ知らないだけであってきっと素晴らしいコーヒーはあると思います。

そう考えるだけで、コーヒーはとっても面白いです。

エチオピアにつきまして

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。

エチオピア/イルガチェフェ 中煎り
エチオピア/イルガチェフェ 中深煎り
エチオピア/イルガチェフェ 深煎り

昨日お知らせいたしましたが、エチオピア イルガチェフェのウオッシュドをリリースしました。

エチオピアのナチュラルも素晴らしい出来ですので、是非一度お試しくださいませ。今回だけは飲んでおいた方が良いかもしれません。

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エチオピアでは、オロモ民族による政府へのデモ抗議活動が繰り返し頻発しております。

本年のオリンピックではエチオピア人選手がゴール後に腕をクロスし、政府へ抗議を行ったのは大きく報道されましたので覚えてる方も多いかと思います。

アディスアベバ総合開発マスタープラン計画(首都拡大計画)により、住民の立ち退き問題に端を発したデモ活動が、長年政府から苦しい立場に追いやられたオロモ族の反政府運動へ転換しました。その後のデモ活動においては、治安部隊との衝突により死傷者も多数出る惨事が頻発してるとの事です。

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10月2日にはオロモ族の祭り「イレチャ」が大規模な反政府デモに発展したことにより、治安部隊と衝突し50人以上が死亡する惨事が発生しました。首都近くでのデモ活動拡大を恐れ、10月9日には全土に6ヶ月間の非常事態宣言と厳戒令を発動しています。

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当店の扱うイルガチェフェは首都から離れておりデモ活動の影響も少ないと思われておりましたが、10月18日付の記事でイルガチェフェの被害報告の記事がありました。

http://blog.seattlecoffeeworks.com/roastery/coffee-buying/yirgacheffe-washing-stations-destroyed/

もし、木々の伐採・放火までつながると、数年間エチオピアのコーヒーが入手困難になる可能性もございます。当然、生産量が少なくなれば現在の価格で購入することは非常に難しくなります。

もう現地では、電話、インターネットも不通になるなど、現地情報の収集は益々難しくなると思われます。一刻も早く沈静化にむかうよう願うばかりです。