こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
長年販売しておりました、エチオピア・イルガチェフェ 中深煎りから、エチオピアのジンマ地区のコーヒーにスポットで変更しようと準備中です。
エチオピアコーヒーで現在最も良質なコーヒーの産地と知られるシダモ地区。その中でもイルガチェフェのエリアは有名です。
イルガチェフェにも品質にはピンからキリまでございますが、圧倒的に優れた産地ですので、それなりには仕上がる優良産地となります。
そしてコーヒー生産国で最もコストパフォーマンスの良いコーヒーがエチオピアのイルガチェフェです。
100g680円(当店では)この価格で、この素晴らしい味わいを楽しめるなんて夢のような状況です。
この香味が、パナマやグアテマラで栽培されたコーヒーなら、おそらく数倍の価格に跳ね上がるでしょう。このような香味はあり得ないですから。
(2013年エチオピア・ジンマ地区のコーヒーセレモニー)
月末から販売するジンマ地区のコーヒーは、スペシャルティコーヒーとしてさほど有名ではございません。
たぶん、凄いコーヒークラスタが美味しいと言わないので、誰も言わないのでしょう。美味しいコーヒーを飲んだことも無いのかもしれません。
もしかしたら、美味しくても美味しいと理解できない人も多いのかもしれません。
コーヒーは海外の飲み物なので、まだまだ日本人でコーヒーの本質を見極める力のある人は少ないです。
偉い人や有名な外国人が金属フィルターが良いと言えばそれに習い、プレスが良いと言えばそれに習い、エスプレッソが良いと言えばそれに習い、今まで馬鹿にしていたペーパードリップも、外国人がジャパニーズスタイルはクールだ!と言えばそれに習い。プロもまだこのレベルですのでね。。。
習うのは良いのですが、自分の考えは無いのかい!?というくらいまだ未熟な世界です。
今から4年前にジンマ地区のコーヒーセレモニーで飲んだコーヒーが素晴らしかったのを今でも鮮明に覚えております。
どうしても欲しかった。しかし、Amazonでポチっとすれば届くような代物ではないので、ご紹介するまでに凄い時間がかかってしまいました。イルガチェフェと違った素晴らしいエチオピアも楽しんで頂けたらと思っております。
おそらく、まだ販売をしたことも無いハラ―の地区でも素晴らしいコーヒーは生産が可能だと思います。ただ知らないだけであってきっと素晴らしいコーヒーはあると思います。
そう考えるだけで、コーヒーはとっても面白いです。