寝不足ですか!?

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

12月に入り、従業員にも長袖の配給がありました。

長袖は肩こりがする。しかし半袖は寒い。悩みどころです。

最近、月末・月始の経理に新しい豆のリリースに、ギフト向けのドリップバッグ作りと残業が続いております。

別に真夜中まで仕事をしなくても良いかもしれません。

明日でも良い仕事はいつやるのか?

能力が高い人なら明日でよいのでしょうが、並みか並以下の場合は出来るだけ早く準備したほうが無難です。

準備していても予定通りに進まない事も多いのですから。

お客様から、寝不足ですか!?とここ数日聞かれます。

そうです。日常業務の他に月末月始の仕事が入りますので、仕事の時間は増えてしまいます。

どうやら、皆さんサッカーの話題でリアルタイムで見たり聞いたりしていたとのことです。

コスタリカに負けたとか、コスタリカが予選落ちとか皆さん教えてくれますが・・。

今回リリースしたコスタリカ2種は美味しい。

20-21クロップと端境期の豆なのですが、真空で保存してあるので余計なかどが取れて甘い質感が増してます。

年末にいいコスタリカがご紹介出来るのは気分がいいですね。

来週は久しぶりにブラジルをリリースします。

コスタリカ_ラ・ケブラダ農園

コスタリカ

今回ご紹介いたしますのは、コスタリカで最も高い標高を誇るチリポ山の西側に連なる山脈の山麓に位置するラ・ケブラダ農園です。

オーナーはウマーニャ一家。父エルマノス、長男フアン・カルロス、次男フェリックス、三男ダリオで営む非常に小さな農園です。

ウマーニャ一家は、もともとこの農地よりも低いタラスの街に近い場所で小規模なコーヒー栽培を営んでおりました。

今回のラ・ケブラダ農園の標高は1,850-1,950mと超高地にあり、もともとコーヒーの栽培は難しいと思われておりました。

しかしながらコーヒー一家の血が騒ぎ、2004年に祖父のもつ牧草地を譲り受けコーヒーの栽培に踏み切りました。

味わいはチョコやナッツにフローラルな香り、舌触りの滑らかさと同居する爽やかな柑橘の甘み。

それらの個性を際立たせる透明感も大きな魅力で、栽培から収穫・精製に至るまでの丁寧な仕事ぶりがコーヒーに見事に表れています。

完熟したチェリーは,ラ・ロカ マイクロミルに運ばれ、ウエットミル(果肉を除去・乾燥工程)・ドライミル(選別・パーチメントを脱殻工程)が行われます。このマイクロミルは3兄弟が資金を得るためにアメリカへの出稼ぎに行き設立したものです。

精製方法は棚干しの天日乾燥仕上げです。高地の為、気温が低くゆっくりと均一に乾燥出来るのも美味しさのひとつ要因でしょう。

このような超高地での栽培は、霜災害のリスクを始め、コーヒーチェリー収穫時期の長さや乾燥の長さ。また多くの借り入れで作られたマイクロミル(水洗処理・乾燥施設)等、非常に手間暇とリスクのあるコーヒー栽培です。

しかしながら、この超高地ならではの素晴らしい味わいは、なかなか味わう事が出来ません。

一杯のコーヒーから、ウマーニャ一家のコーヒー栽培にかける情熱が窺い知れるような大変素晴らしいコーヒーに仕上がっております。

今回も少量の入荷のスポット販売になります。気になるお客様は是非一度お試しくださいませ。

生産者:フアン・カルロス
所在: サン・ホセ州タラス市カネット・アリバ
Cannet Ariva de Tarrazu
標高:1,850-1,950m
規模:2ha, 60ff
品種:カトゥアイ
収穫:セレクトピッキング
精製:発酵槽を使用した伝統的ウオッシュド精製
乾燥:棚干し天日乾燥
輸送:リーファーコンテナ
保管:国内定温倉庫
販売:2022.03.25

焦燥感

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

深煎りのコスタリカリリース致しました。

コスタリカ最高峰チリポ山の西部で生産されております。

生産者はリピート率の非常に高かったエルハルディン農園を手掛けるドン・マジョマイクロミルのボニージャ家です。

その他にも2月の中旬には同地区のエル・アルト農園のSL28も準備中です。

飲み比べが出来るように進めて参りますので、お楽しみにお待ちくださいませ!

その他にもコスタリカはいろいろ準備してあり、次から次へと楽しみです。

楽しみではあるのですが、ホームページの商品の紹介文を書くのが本当に苦手で時間がかかります。

これに集中して出来ればよいのですが、日中は接客もあるし発送もあるしで片手間でやってしまいます。

時間かかるし文は纏まらないし、説明もカタカナが多くてお客様に伝わる自信がございません。

また、昨年から1時間睡眠時間を長くしたのですが、1週間で7時間睡眠時間が増え、7時間労働時間も減ったと言う訳で焦燥感は増すばかり。

仕事が無くても困るし、忙し過ぎるのも困る。欠品が多くて迷惑を書けてしまうのでも困るし、自由に行動できる時間が無くても困る。

もうすぐコスタリカ・ジャサルもエルサルバドルも終売です。

その後すぐにコスタリカ・エルアルトとホンジュラスもリリースが控えております。

どちらも新たな豆ですので、販売サイトの紹介文も1から作らねばなりません。

暇でも忙しくても焦燥感に駆られるのでどうしようも無いですよね。

寝たい時に寝て、起きたい時に起きて目覚ましなんて使うのは年に1度位。

働き盛りの48歳。なんて暢気な生活なのだと皆さんに羨ましがられそうですが個人としては焦っている。

なかなか計画通りに事は進まないですよね。そもそも計画が間違っているのでしょうが・・。

コスタリカ_ドン・マジョ_フジ_深煎り

今回ご紹介させて頂きますのは、コスタリカ・サンホセ州の東端に位置し、最高峰のチリポ山に抱かれる山と森が大部分を占める自然豊かなエリアで栽培されました。

このフジ農地の産みの親インペリオ・ロホが事情により農地を手放し、以前より縁のあったエル・ハルディン農園等を手掛けるボニ―ジャ家がフジを受け継ぎました。

フジは日本最高峰の富士山(標高3,776m)から命名さて、コスタリカ最高峰のチリポ山(標高3,820m)で栽培してます。

もちろん、日本のコーヒー愛好家に楽しんで頂きたいという気持ちで名付けられ、その意思は新オーナーのボニージャ家にもしっかりと受け継がれております。

1,8000-2,000mと超高地でポテンシャルが非常に高い地域であり、数々のコンテストでも輝かしい実績をもつボニージャ家の実力がいかんなく発揮し、半年間ほど放棄されたという農地も見事に復活させ素晴らしい味わいに仕上がりました。

摘み取られた完熟チェローは、隣市タラスにあるドン・マジョマイクロミルにて石抜き・過熟豆の除去、完熟豆の果肉を除去し、ヌメリを綺麗に除去した後、棚干し天日乾燥にて仕上げました。

冷温な気候でじっくりと時間をかけて乾燥した生豆は、パーチメントと言われる殻を脱殻し、粒を揃えるスクリーン選別、比重選別2回、最終検査で手選別仕上げております。

豆を挽いた香りはカカオや甘いスパイス香に包まれます。お湯を注いだ瞬間から広がる花を思わせる芳醇な香り。

バランスが良く、かどの無い上質な苦みと舌に吸い付くような凝縮感。ミルクチョコレートや熟した果物のような密度ある甘さに華やかさを兼ね備えており素晴らしいコーヒーです。

普段は浅めの焙煎で仕上げる事が多いコスタリカですが、久しぶりに深煎りにてご紹介させて頂きます!

コスタリカ・エル・ハルディン ナチュラル

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

本日は定休日なので、店をしめてひっそりお仕事。

コスタリカ・エル・ハルディン ナチュラルのリリースです!

タラス地区の超高地のビジャサルチ種・ナチュラル精製です。

非常に出来の良いナチュラルですので是非お楽しみください!

エチオピアのナチュラルの埋め合わせで、こちらのナチュラルとエルサルバドルのハニー精製。どちらもスポット販売になりますのでよろしくお願い致します。

さてさて。減らそうと努力しているストレート商品。気が付けば増えている。

直近の使命は100g680円で販売するストレート商品。最近この辺が薄いです。申し訳ございません。

620円で販売しているブレンドの商品は、680円の商品をメインで使い、香りやアクセントや味の調和等を考えるとエチオピアやケニア、グアテマラのディアマンテ等の700円以上のコーヒーを使用しております。高価格帯の使用率が高まってきてしまいます。

正直、680円のストレートコーヒーを飲むなら620円のブレンドの方が美味しいですし、原価も高いし手間も掛かっており超お買い得です。

しかし、ストレートが飲みたい。ブレンドは安いから何か安い豆を沢山入れていると思う人も少なくない。

そんなショーも無いクズ豆を入れる店だったら、ストレート商品も偽装品の可能性高いとは思わんかね?

原価が高いとか野暮な説明しなくても飲めば美味さ分かるよね?なんて思っていた。

しかしながら飲んでも伝わらない。言っても伝わらない場合も多い。安いから安い豆を使っているんだと来たもんだ。

高い原価を使って手間暇もかけてより美味しく作る。その場合、価格はそれ相応の価格にすべきだ。

これは当店のミスだ。高い材料使って安く売るなんてそんなバカな売り方は一般常識から外れる。価格は安心を産むのだ。

安くて美味しいコーヒーが良いだろうと思っていた。しかし、消費者に伝わらないなら自分よがりの何ものでもない。

時間が出来たら価格を改訂しようと思います。

安くて美味しいというハウスブレンド的なものも用意しますが、大半のブレンドはストレートコーヒーよりもやや高めで贅沢に豆を使おう。ブレンドは手間もかかるので高級品だ。

まずはデフレ思考を脱却しなければならない。安くするのは生産者から買い叩くか、俺の収入と睡眠を減らすかランクの落ちる安い豆を買うかしかない。それら全て却下だ。

その前に、171円で仕入れて140円で販売し損をし続けているペーパーの改定もしなければならない。

とりあえず品薄の680円のコーヒーを探さなくては。この辺の仕事はめんどくさい。

つまらないコーヒーを売るならブレンドの方が美味いがイメージという物はなかなか払拭できない。

わざわざひと手間かけて美味しくしているのに、手間を加えない方が良いとか訳わからん。

と、イロイロご立腹なのだが、利益率の高い方を求めているのだから、店としては儲けが増えてラッキーなのですがね。

利益と言っても微々たる誤差のようなものだし、カネに捕らわれると良いモノなんて一つも出来ないのだ。

だいたい、どんなに利益になっても、私も社長も小遣いは増えない。

長々と書いてしまったが今後の方向性が見えてきた。つまらないコーヒー見つけるよりも美味いコーヒーを仕入れて自分で楽しみ喜ぶことが先決なのです。安くて美味しいコーヒーを提供しようなんて思い上がりだった。

お店は誰の為か。俺の死ぬまでの暇つぶしの為に存在する。20年かかって気付いた。

大変申し訳ないがもっと美味い方向で行くことにした。手加減はしない事にした。半数のお客様は喜んで頂けると思いますが、価格を気にされる方には大変恐縮ではあるが安いのは何処にでもある。

そして言い遅れましたが、数日前に20周年を迎える事が出来ました。皆様のお蔭です。ありがとうございました。