ホンジュラス_オズワルド・アギラール_中深煎り


南北アメリカ大陸を結ぶ中米のほぼ真ん中に位置するホンジュラス。西はグアテマラ、南西にエルサルバドル、南東はニカラグアに接しており、中米で最もコーヒー生産量の多い国の一つとなります。

今回ご紹介させて頂くコーヒーは、サンファニーヨ集落にあり、このエリアの選抜農園となります。農園名はラス・ぺーニータス。オーナーはオズワルド・アギラール氏です。

両親から受け継いだ農園は、非常にクオリティの高い豆が栽培される地域でありながらも、インフラの整備されていない山の上にある農地ゆえ、摘み取ったコーヒーチェリーから果肉を取るウェットミル工場までチェリーを運ぶのに時間がかかり、地元の仲買業者に安価に売りわたさざるを得ない状況でした。

そのようななか、数年前より付き合いのあるのエクスポーターが、 この集落の生産者に働きかけ品質向上のプロジェクトを取り組んでおります。

収穫したチェリーを速やかにパルパーで果肉除去し、適切に発酵処理と水洗を行い、ビニールハウス付きのアフリカンベッドでスロードライを施すという基本に忠実な方法でつくられました。

また、持続可能な農業として、副産物となるコーヒーパルプ(果肉)を堆肥化して農地に撒いたり、コーヒーの木を直射日光から守るため、日傘のような役割をさせるために植えている木(シェードツリー・日陰樹)の植林を取り入れるなど品質向上に貪欲に取り組んでおり、初年度からこの地域の恵まれた環境を映し出す素晴らしいコーヒーを生み出しました。

また、コーヒーチェリーの管理、乾燥工程、交通手段、港湾の船積みのための設備などを、一つずつ改善した今回自信をもってご紹介できるようなクオリティに仕上がりました。

非常に甘く柔らかい柑橘系の酸味と、透明感があり滑らかな口当たりにバランスの良い香味。ほのかにハーブや甘いスパイスのようなエキゾチックな風味と、奥行きのある味わいも魅力的です。

生産者:オズワルド・アギラール
農園:ラス・ペニータス Las Penitas
所在:インティブカ県マサグアラ市サンファニーヨ地区
収穫期:1月~4月
標高:1,700~2,000m程度
面積:4ha(コーヒーノキ作付面積3ha)
品種:ブルボン
精製:発酵槽を使用したウォッシュト
収穫:赤実をセレクトピッキング
乾燥:棚干し天日乾燥(ベッド乾燥)
輸送:リーファーコンテナ(低温コンテナ)
保管:国内定温倉庫
販売:2022.04.01

コスタリカ_ラ・ケブラダ農園

コスタリカ

今回ご紹介いたしますのは、コスタリカで最も高い標高を誇るチリポ山の西側に連なる山脈の山麓に位置するラ・ケブラダ農園です。

オーナーはウマーニャ一家。父エルマノス、長男フアン・カルロス、次男フェリックス、三男ダリオで営む非常に小さな農園です。

ウマーニャ一家は、もともとこの農地よりも低いタラスの街に近い場所で小規模なコーヒー栽培を営んでおりました。

今回のラ・ケブラダ農園の標高は1,850-1,950mと超高地にあり、もともとコーヒーの栽培は難しいと思われておりました。

しかしながらコーヒー一家の血が騒ぎ、2004年に祖父のもつ牧草地を譲り受けコーヒーの栽培に踏み切りました。

味わいはチョコやナッツにフローラルな香り、舌触りの滑らかさと同居する爽やかな柑橘の甘み。

それらの個性を際立たせる透明感も大きな魅力で、栽培から収穫・精製に至るまでの丁寧な仕事ぶりがコーヒーに見事に表れています。

完熟したチェリーは,ラ・ロカ マイクロミルに運ばれ、ウエットミル(果肉を除去・乾燥工程)・ドライミル(選別・パーチメントを脱殻工程)が行われます。このマイクロミルは3兄弟が資金を得るためにアメリカへの出稼ぎに行き設立したものです。

精製方法は棚干しの天日乾燥仕上げです。高地の為、気温が低くゆっくりと均一に乾燥出来るのも美味しさのひとつ要因でしょう。

このような超高地での栽培は、霜災害のリスクを始め、コーヒーチェリー収穫時期の長さや乾燥の長さ。また多くの借り入れで作られたマイクロミル(水洗処理・乾燥施設)等、非常に手間暇とリスクのあるコーヒー栽培です。

しかしながら、この超高地ならではの素晴らしい味わいは、なかなか味わう事が出来ません。

一杯のコーヒーから、ウマーニャ一家のコーヒー栽培にかける情熱が窺い知れるような大変素晴らしいコーヒーに仕上がっております。

今回も少量の入荷のスポット販売になります。気になるお客様は是非一度お試しくださいませ。

生産者:フアン・カルロス
所在: サン・ホセ州タラス市カネット・アリバ
Cannet Ariva de Tarrazu
標高:1,850-1,950m
規模:2ha, 60ff
品種:カトゥアイ
収穫:セレクトピッキング
精製:発酵槽を使用した伝統的ウオッシュド精製
乾燥:棚干し天日乾燥
輸送:リーファーコンテナ
保管:国内定温倉庫
販売:2022.03.25

グアテマラ・フベンティーノ・サンチェス・ゴメス


グアテマラ_フベンティーノ・サンチェス・ゴメス

グアテマラ_フベンティーノ・サンチェス・ゴメス今回ご紹介致しますのは、ウエウエテナンゴ県サンタ・バーバラ地区Mushnan Bajo集落にある小農家のフベンティーノ・サンチェス・ゴメス氏により栽培されたコーヒーです。

ウエウエテナンゴ県と言えば、パカマラ種やゲイシャ種で有名なエル・インヘルト農園や先日まで販売してましたエル・ディアマンテ農園など高品質で人気の高いエリアとなります。

今回ご紹介する農園も標高2000-2200mと非常に高いエリアで、一般的なコーヒー収穫時期よりも1-2ヶ月も遅れるほど冷涼な環境で育ちます。このゆっくりと時間をかけて熟すため、糖度が非常に高いコーヒーになります。

味わいは華やかで白桃のような甘い香りと、滑らかでクリーミーな口当たりがあります。時間と共に味わいが変化し、上質なチョコレートの様な風味も楽しめます。

同じグアテマラでも柑橘系の爽やかな味わいのサンタカタリーナ農園とは異なるところもおもしろい。

このサンタ・バーバラ地区は細かく尾根が走る台地のような山塊エリアに約1600軒の小農家が点在しております。主要言語はマム語(マヤ語族の一系統)。

多くの零細農家は、集買業者に安値で販売せざるを得ない状況が長く続いておりましたが、このコーヒー生産地のポテンシャルの高さに目をつけた輸出業者が、安定的な原料確保と品質向上、生産者とのサスティナブルな関係を目的として「コーヒーケアプロジェクト」を立ち上げました。

このプロジェクトでは、小農家に対しより高品質なコーヒー栽培の為の、栽培や完熟果の収穫、パルピング、発酵終了のタイミング、乾燥方法、設備の清潔維持等細かく指導し、生豆の品質に応じてプレミアムが上乗せで支払われます。

この品質向上のための取り組みがより浸透することで、ポテンシャルがさらにブラッシュアップされてゆき、同エリアの零細農家による持続的なコーヒー生産の維持発展とその生活向上に寄与することになると考えております。

今回3つのエリアの生産者の豆を入手致しました。情報もまだ乏しくトレース出来ておりませんがポテンシャルは非常に高いと思います。順次ご紹介致しますので、お見逃しなく!

所在:ウエウエテナンゴ県サンタバルバラ地区Mushnan Bajo集落
農園主:フベンティーノ・サンチェス・ゴメス
標高:2,000-2,200m
品種:不明
収穫:手摘み・セレクトピッキング
精製:発酵槽を使用した伝統的ウオッシュド精製
乾燥:パティオかナイロンシート上にて。層の厚さを5cm以上にせず、定期的に攪拌
ドライ:グァテマラシティ近郊の輸出業者のミルにて、粗選別→脱殻→風力選別→スクリーン選別→比重選別→電子選別
輸送:リーファーコンテナ
保管:国内定温倉庫
販売日:2022.03.18

三月は大忙し。

いつもありがとうございます。
ほろにが おすみです*^_^*

先日、息子の中学校卒業式も無事に終了いたしました。

公立高校の合格発表も終わりましたので、
友達からお昼ご飯等のお誘いもあるようですが、
誰に似たのか行動範囲が狭い息子はお断りしているよう(^^*ゞ ポリポリ

コロナが無ければ、友達と思いっきり遊んだり
ちょっと遠出したりと楽しい時期だろうなぁ。と思うと
少人数の食事くらい行って来たら?と思うのですが、
あまり出かける事に興味が無いようなので仕方ないですかねぇ。

子供はのんびりしていますが、親は入学手続きや制服等の購入。
電車の定期券購入や駐輪場の契約などなど
色んな課題が山積みですσ(^_^;

マスターはマスターで資材置場の柵作りや、
園芸&畑の準備など時期的にやりたい事が沢山あるようで、
毎日毎日「時間が無い!時間が無い!」と呪文のようにつぶやいています。

新生活を迎える準備で忙しい時期になりますが、
同時に少し楽しみな時期でもありますね。

先日お客様に素敵なプレゼントを頂きました♪

手作りの木べら。
とてもオシャレで使いやすそうです(^ー^* )
沢山使わせていただきます!

満開のミモザの花。
桜より一足先に春を告げてくれる可愛いお花。
見ているだけでウキウキします。
資材置場の整備が落ち着いたら、植えたいなぁ~*^_^*

日中は暖かくなりましたが、
その分寒暖差が一日の中で10度以上の日も多いようです。
体調に気を付けてお過ごしください(*^ ^)(*_ _)ペコリ

明日15日は、結城市cafe la familleさんで出張販売を行います。
11時半~17時半までとなりますので、よろしくお願い致します。

花粉の季節

いつもありがとうございます。
ほろにが おすみです*^_^*

本日は朝からご近所と言えばご近所の
「渡良瀬遊水地」でのヨシ焼きが開催されました。

大きな樹林になるのを防いだり、
貴重な植物の発芽の促進や病虫害の駆除などを目的に行われているようです。

朝は臭いを感じななっかので空に変な雲があるなぁ。
急な嵐になるのかな?
それとも黄砂や乾燥して舞い上がった畑の土?などと思っていましたが、
お昼ごろにはベランダにも降灰が見られました。

だいぶ離れている場所でも影響があるのだから
ご近所の方は本当に大変でしょうねσ(^_^;
ヨシ焼きは昭和30年代頃から行われているそう。
春の風物詩とも言えるものでしょうか。

そして、春といえば桜や菜の花などの花々の開花が楽しみな季節ですが
それと同時に花粉の季節でもありますねε=(´o`;)

おすみは花粉症はあるものの、それ程重くは無いほうです。
市販されているアレグラ錠等を飲めば、すぐに落ち着いてくれるのですが
それでも皮膚や目のかゆみ、クシャミ等など本当に困ります。

目のかゆみは小学生からの症状で、その時は「花粉症」なんて言葉は無く
アレルギー性結膜炎と診断されていました。
今となっては当たり前の言葉になった「花粉症」ですが、
ごく最近の言葉なのかもしれませんね。

花粉症のみな様、大変な時期ですが
薬なども上手に利用して乗り越えましょう~三┏( ^o^)┛

草丈 わずか10cmくらいなのに立派な蕾が。
生命力にあふれていて、毎年感動してしまいます。