インドネシア_マンデリン_カルドンエステート

21-22年度産新穀オナンガンジャン地区のマンデリン入荷致しました!

今回ご紹介致しますのは、生豆バイヤーのカルドン氏がいちから手掛けたオナンガンジャン厳選ロットとなります。

第一印象は透明感があり甘く滑らかな口当たり。クリスプな柑橘系のニュアンスとクリーミーな風味が心地よい非常に良質なコーヒーです。

爽やかといいましてもそこはマンデリン。連想させる風味は大地や森林や腐葉土や香木やアーモンド、バターのような香りも楽しめます。

え!?土?腐葉土?などとネガティブに捉えられる可能性もございますので、補足をさせて頂けば「黒トリュフ」のような魅惑的な香り。

あとを追うように微かに「ブラックソルト」のような香りが味わいに厚みをもたせてくれいつまでも心地よい余韻が楽しめます。

今回のロットは生豆バイヤーのカルドン氏がみずから農地を開拓しコーヒーの植樹から始まりました。

品種は在来品種のクラシックモカ(クラシック・スマトラ)のひとつオナンガンジャン地区で発見されたオナンガンジャン種です。(諸説あり)

完熟チェリーのみを細心の注意を払って手摘みし、スマトラ特有の精製工程を行いました。

この、スマトラ式精製とは、チェリーの果肉を剥き半乾きのパーチメントを脱殻してから、アフリカンベットと言われる棚の上のネットでじっくりと天日乾燥後脱穀されます。

口に含んだ瞬間から感じる複雑性のある風味は、口の中にいつまでも余韻として残り、至福のときを創り出してくれます。

入荷仕立ての生豆です。今後どのように味わいが変化するのか。非常に楽しみな豆が入荷いたしました!

生産者:カルドン・ナインゴラン氏
所在:北スマトラ州フンムバン・ハスンドゥタン県オナンガンジャン
標高:1,400m
品種:オナンガンジャン
※オナンガンジャン地区で発見されたクラシック・スマトラの1つ。
収穫:完熟チェリーを選択的に手収穫
精製-乾燥:スマトラ式
果肉除去⇒一晩(12時間)ドライファーメンテーション⇒水洗⇒2日天日乾燥⇒脱穀⇒5日天日乾燥
輸送:ドライコンテナ
販売:2022.12.23

 

ダメだよ これ

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。
本日も沢山のご注文・ご来店いただきまして誠にありがとうございました。

驚異的な円安も一服し、コーヒーの高騰も随分と落ち着き、コンテナ船やバルチック海運指数もかなり急落しております。

更に黒田日銀総裁が在任中は10年債利回り0.25%が市場の予想でしたが、予期せず0.5%に拡大されました。

原稿用紙を棒読みして、休みの日に床屋に行くことしか出来ないと思っていた岸田が、日経平均で2,000円もの暴落を年末にプレゼントしてくれました。

一時よりも円高になって、コーヒーの先物市場も安くなりコンテナ代も安くなったのですから、ちょっとほっとしています。

台風で全てなぎ倒された後の晴天って感じでしょうか。どうするの?これから。

少なくてもあと10ヶ月は高値の影響を受けますし、その後どうなるのかは誰にも分かりません。

生活必需品の特に輸入品は12月、1月、2月と最も高額価格帯で取引された商品が流通すると思われます。

安売り店。安いものが欲しい人を対象とした店は更に大変になるでしょうね。

何度も言いますが当店はあまり変わらない予定です。

当店は、グアテマラも680円で価格据え置き。コロンビアはusdaオーガニック、jasオーガニックの認証を受けているオズワルド農園も680円。これはおすすめ。

次期リリースするホンジュラスも680円とお値段据え置き。マンデリンはオナンガンジャン地区の単一農園のスペシャルロットもお値段据え置きとさせて頂く予定です。

有難いことに高価格帯の商品の方が売れるのですが、ベースグレードも魅力的な味わいに仕上がっておりますので、高価格商品のお供にベースグレードの商品も是非お楽しみください。

今回の円安では100g当たり60円位上げるのが妥当な値上げなので、お客様に大丈夫なの?とご心配頂く事も多いのですが、当店は必要な利益はきちんと頂いております。

生産者の方々にも未来につながるようなお取引をさせて頂いております。

売上を上げたいとか収入を上げたいとかは全くないので、気に入って頂いたお客様は末永く。気に入らない方はゴメンナサイの精神で来年ものんびりいこうと思います。

そして常連のお客様におかれましては本年も沢山のご注文誠にありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

※確定申告の書類を9割終わらせましたので、大晦日の気分で日記を書いております。

ペルー販売開始です

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

あれよあれよと年末に差し掛かり、お客様からの暮れのご挨拶を頂くようになりました。

先日のニュースでペルーの市民が暴徒化し世界遺産マチュ・ピチュへの玄関口でもあるクスコの空港が閉鎖され、日本人を含む多くの観光客が首都リマへ移動できなくなり足止めされたとのこと。

このクスコ県に隣接するのが今年の夏にリリースした、ペルー南部プーノ県にあるサンタバルバラ農園。

この地区のコーヒーは3農園仕入れまして、もっとも風味の良いサンタバルバラ農園をストレート商品でリリースいたしました。

売り切れた商品をべた褒めするのもなんだが、740円で味わえるレベルをはるかに超える素晴らしい仕上がりで驚きの美味しさでした。

コーヒー栽培の歴史は古いのですが、栽培技術の確立がまだされていない玉石混淆というイメージです。

当然、これからブラシュアップをかけていくのですが今後が楽しみで仕方ありません。

また、今回ご紹介しるペルーは、ペルー北部エクアドルの国境付近のカハマルカ県にあるお馴染みの農園です。

農園主ウィルダー・ガルシアの手掛ける安定した味わい。

ストレートでもブレンドにしても、浅い焙煎でも深い焙煎でも受け止めてくれる最も信用できる農園の一つです。

このペルーにしてもホンジュラスにしてもストレートを始めブレンド商品には欠かせない素晴らしい豆のひとつになりました。

2023年は円安・コンテナ船・リーファ代の高騰と超逆風ですが、類い稀なる才能を遺憾なく発揮し、今まで以上に気品のあるコーヒーに、そして自分自身が楽しめてあわよくばお客様も喜んで頂けるような素晴らしいコーヒーを提供出来るように頑張りたいと思います。

持続可能

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

寒さも日増しに増えて、街はクリスマスムード一色でしょうか!?

お歳暮のピークを越えましたが、手土産需要のドリップバッグ作成に励んでおります。

期間限定のブルータス・クリスマスエディションも一部のお客様に好評いただき、予定の25日に終売させて頂きます。

さてさて。アラフィフ真っ只中、来年50歳の私。

「シニアを襲う燃え尽き症候群“仕事ロス”の恐怖」という記事が目に入る。

20歳代に店を初めご来店頂くお客様は、40代、50代、60代のバブル時期を謳歌した先輩方です。

先人は定年退職し、その後も大半のお客様がお付き合いをして頂いております。

ゴルフに美術館巡り、旅行、演劇、陶芸、水彩画などなど定年後を楽しまれているお客様が多いです。

なかには仕事を終えて燃え尽き症候群?というのかどのように生きていくのか迷う方もいらっしゃった様です。

はたまた旦那が定年して、年金を貰うまでの間や年金を貰っても、今まで振り込まれる額とのギャップとで戸惑う方も少なくは無いでしょう。

今後自分も訪れる近い未来。人生に悩まぬように、諸先輩からアドバイスを頂けるもの有難いものです。

アラフィフからアラ還に向けて最も自由を謳歌できる期間を全力疾走しなければなりません。

出来れば50歳代は週休5日で10年は過ごしたい。2種電気工事士や狩猟免許も必要ならとらなくてはならんし。

周りにそんな人が誰も居ないので、きっと間違えた考えなのだろうけど。

ワイは一生仕事はしていたい。何よりも自分がコーヒーが好きで良く飲むだからだ。上手に焙煎できる人も少ないしね。

体の動く50歳代に仕事ばっかりしていたら絶対に死ぬとき後悔するだろうなぁと思うんだよな。

廃業はあっても定年は無いので、週に2~3日くらい一生懸命働いて、残りも自分の楽しい事に時間を使いたい。

木こり

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。
12月も中旬になり、年末年始の休み中にやる事をリストアップしております。

カウンターのテーブルをサンダーで削ってミツロウを塗って、エアコンの掃除をして作業台のメンテナンスに店の大掃除にパソコンの中身の整理整頓などなど。

お客様が居ない時だから出来る作業をガンガン進めて行きたいと計画中です。

毎年、毎年なのですが・・・。

退職金を数千万円貰って、ローンも無くて家庭円満で毎日が日曜日のような羨ましいお客様から、「正月は何処か遊びに行くの?」と聞かれます。

悪気は無いのです。常識的に考えればパンが無ければケーキを食べれば良いのですからね。

ワイのように元旦にテーブルのサンダーをかけてミツロウ塗るような生活は想像出来ないでしょう。

ま、ワイも満員電車に揺られて、上司の機嫌を伺いなが時には足の指を舐めながら40年も仕事して、定年してから同じ会社で

おぉっつと。完全に負けおしみのようになっていますが、大丈夫です。最初っから勝負になっていませんから( ;∀;)

そもそも、人生なんて死ぬまでの暇つぶしなので、会社になど行かず楽しく自由に好きなことやって過ごしたい。

危険な作業や出来ない作業はお金を払ってプロにお願いをするけど、誰でも出来るモノは自分でもやってみたいものです。金が無い訳でも無い訳でも無いのだ。←(結局無いんだろ!?)

先日は、社長と焙煎所の煙突にかかる枝の除去をして、資材置き場のケヤキやツゲの枝を払って筋肉痛です。

棒が7,000円でノコギリが6000円。高いけど安い。都会に住めば不要なモノであるし、業者に頼めば伐採に数万円かかり廃棄料も数万かかりそうです。

それがたった13,000円で綺麗になり安全になり楽しく暇を過ごせるのだから安いものです。

やりたいことと、やらなくてはいけない事が山のようにあって、死ぬまでに終わらないような気がしてきました。ま、それも良しという事で。

20年はほぼ休みなく働いたので、50歳になったら週4日は休みにしたいなぁ。今の週休3日でもお客様に文句を言われるのですがね・・。