本年から福袋を遣らない予定から一転やる事になって2ヶ月余り。
準備は大丈夫であろうか。。。
確かに今年はギフトの数を多く頂き、時間が無いと言うのはある。
が、そんなものは言い訳に過ぎない。2か月も時間があったのだから。
今回は社長の強い要望により今回限りの福袋の開催となった訳です。
廃止の理由は、あまりの忙しさと準備不足からのドタバタとイライラ。どんなに仕事をしても仕事が間に合わないのだ。
丁寧に納得したコーヒーを販売したいのだ。量を売る事には一切興味がない。
切れた気持ちを紡ぎ直し、最後に社長の手裁きを学ぼうと社長の仕事術を慎重に観察をしております。
社長の教えは「目で見て技を盗め」という古風なヤリカタです。
ところがです。
どう考えても何も進まない様に見える社長の仕事。大丈夫か!?不安でしかない。
タイムスケジュール表を作らないと始まらない一大イベント。
が、そんなスケジュール表を作らぬともわかる手遅れ感。かなりヤバい。
欲を言えばキリが無いが、お客様にも注文にもお金にも困ってはいないが、この迫りくる恐怖。吐き気すら起きる。この時期がやってきた。
大丈夫か?本当にやるのか?やれるのか?もう、寝る間を惜しんで従業員が準備しないと絶対に間に合わないよね!?ね?
そんな従業員の心の焦りとは裏腹に社長は動いていない様に見える。
もしかしたら、動きが早すぎて社長の動きが見えない!状況かもしれない。
もしかしたら、動かざるごと山のごとしの技かもしれん。おれにはもう崖っぷちにしか思えない。
やきもきやきもきやきもきやきもき。どうしてこんな生活を毎日しなきゃいけないのか。
社長からどんな技が出るのかは不明であるが、従業員は秘儀ガムシャラに働く作戦に出た。
どう考えても絶対に間に合わない福袋の準備に必死に取り掛かった。
目ん玉をひん剥いてでもやらなきゃならないのだ。
日中は出荷と接客で終わってしまうので、夜中が勝負になるのだ。
この時期になって、社長から「これを遣らなくちゃね。」「こっちも遣らなくちゃね」と必殺技を繰り出してきた。
社長にはそんな隠れた技を持っていたのだ。。。
その技を身を持て受け止めて学習したが、私にはその技を使える部下が居ない。
だから福袋は遣らないと決めたのだ。だがやるしかない。今回は開店以来最も厳しい年末年始になりそうだ。
こんなピンチと絶望の最中、沢山のお客様からの差し入れがあり感謝の気持ちで頑張ってます。
今回の福袋も期待を超えるような素晴らしいコーヒーを詰め込みたいと思います!