こんにちはほろにが従業員のMASTERです。
お久しぶりの日記になりますが、お元気でしょうか!?
現在の豆状況ですが、中深煎りのエチオピア・ジンマ地区のフンダオリがそろそろ終売になります。
後発もジンマ地区のウオッシングステーションを予定いたしております。
イルガチェフェのような派手な香味では無いので、比較的皆様に好まれるような優等生的な味わいになっております。
そして、ホンジュラス・ラス・ボディハスも残り僅かになりました。
ブラウンブラウンシュガーやキャラメル、バニラのような濃密な甘い香りに滑らかなコク。ナツメグやシナモンのようなスパイスな風味に爽やかなジャスミンのような香りもあり、ビックリするほど素晴らしい味わいと思います。
ビックリするくらいに美味しいコーヒーを飲んでも、美味しさに感動してくれる人は少ない。
美味しコーヒーは理由がある、そして高額になりやすい。高額で選択肢に入らないのなら理解できますが、滅多に出会えないような凄く美味しいコーヒーを飲んでも美味しさに気が付かない割合が予想よりもはるかに多い。
好みですからね。と言って納得するしかないのか。
プロ対プロでは、そのようなバカ舌とクオリティの話は一切しない。しかし、私は一応小売業なのだ。お客様の喜ぶ商品を探し提供するのが本来の仕事でなければならない。
ここで嗜好品とかバカ舌というのは簡単だが、重要なのは美味しさをお伝えする努力をしなければならないのだ。
飲み比べ教室とか、どのようなコーヒーが高品質のかとか、凄く美味しいコーヒーを飲んだ時に凄く美味しいと思えるようにするのが大切なのだ。
素晴らしい物に出会ったのに、それに気が付かない人に素晴らしいと気が付いてもらう作業だ。
開業から18年。生産地では栽培や品種、精製、選別、梱包、輸出入の受け入れ態勢に定温倉庫の完備に焙煎技術のスキルアップ。驚くほどコーヒーは美味しくなった。
ある程度の所までは到着したと思う。現在のコーヒーはお米で言えば10キロ7000円位の高級品だ。自動車で言えま700万くらいの高級車だ。もっと上もあるし知ってる。もっと上も提供は可能だ。20年前では考えられない位に進化しているのだ。
お客様の味覚能力が上がるまでは、価格を抑えつつより良いコーヒーを提供出来るように手加減しなければならない時代に突入しているのだ。
やっぱり面倒なので、半分は自分の大好きな豆を集める事にします。当然、美味しいコーヒーを飲んで美味しいと言って頂けるお客様が、当店の常連のお客様になって頂いている訳です。
その大切なお客様の期待を超える美味しさを提供するのが、何よりも私の趣味ですからね!