こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
ここ数日、雑草退治の為、刈り払に小松君に除草剤とせっせせっせと、自然に立ち向かって格闘しておりました。
まぁ、送料だったり今後の豆の仕入れだったり、10年後のビジョンだったりと汗を流しならが考えている訳です。
「お客様が欲しい物」を作る。とよく言いますが、「欲しい物」を買う人は少数派だ。
家にしても自動車にしてもだいたい妥協するもんだ。贅を尽くしたものが欲しくてもそれを購入する人は限られている。
そう、沢山のお客様が喜んでいただくためには、「この価格でこの味わいだったらイイね(仕方ないね)!」という落としどころである。
嫌なほど痛い目にあったので何度も言うが、お客様の「欲しい物」と「購入する物」は違う。いやぁ、難しいよ。
昔は、凄く美味い物を作りたくても、なかなか素材が揃わなかった。焙煎の技術もしかり。凄く美味コーヒーなんて奇跡のようなものだった。
今は、素材も十分に揃った。焙煎の技術も驚くほど進化した。
身震いするような美味しいコーヒーが1杯当たり100円で飲めることも可能だ。だが、購入する人は少数だ。
そんな絶品コーヒーよりはコンビニのコーヒーの方が圧倒的に需要がある。便利だからね。
コンビニで100円でレギュラーコーヒーが飲めるなんて、ある意味豊かな生活なんだろうな。日本が新興国と思えば。
GDPで世界3位なんてみるから余計に自分が先進国に住んでると思っちゃうんだよね。日本大好きだし。しかし、海外に行って物価の高さに驚く。
極端に円安に振って、輸出企業の業績や株価は上がった。そこまでは良かったのかもしれない。
しかし、結果は完全にスタグフレーション(景気の停滞下で物価上昇が続く状態)になったような気がする。
どうせダメなら、また派手なバブルを作って一時でも楽しい思いをさせてもらいたかった。