計量スプーンではかる

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。

最近、ご新規さんのご来店も多くみられ、多くの質問をお受けします。

「コーヒーの粉を計量スプーンではかる時は、豆の場合と粉の場合は違うの?」

もしかしたら役に立つかもしれませんので書いて見ました。

小生:「一緒でいいです。」

お客:・・・。(マジで、豆とか粉だと違う気がすんなぁー)

小生:いや。コーヒースプーンで計る場合は一緒です。(いい加減に感じるんだろうなぁー)

理解できる人は理解できるのですが、出来ない人は本当に出来ない。

小生は、誰にでも美味しく飲んでいただきたいと人一倍真面目だから大変だ。

最後まで言うと、誰でも美味しく淹れられるように、生豆から焙煎や鮮度に至るまでかなり理想的なコーヒーをお客様にお渡ししてます。完ぺきではないが完成度は高い。

もう、コーヒー計量スプーンでざっくり計って、お水をメモリまで入れてコーヒーメーカーで出来上がるのを待つだけで、scaa基準で80点以上はあるスペシャルティコーヒーが勝手に完成します。

苦労して膨大な時間とコストをかけて誰でも簡単に美味しくなるように作りました。後は、3000円のコーヒーメーカーでもAmazonで購入すれば誰でもスペスアルティコーヒーが作れるのです。

長男というのはいつまでたっても長男で苦労するもんだ。きっと次男なら、適当に客の喜ぶこと言って適当にあしらうんだろうな。次男だったら繁盛店だったよ家は。

まず初めに、小生はコーヒーのドリップバッグを100,000個以上作ってます。計量のプロです。いや、匠と言わさせて頂きましょう。(勝手に言えよ)

時々、お客様に対等どころか上から目線でご意見いただきますが、素人が500歳まで生きても私の経験に追いつく人はいないです。(たいそうな経験でも無いがなw)

まぁ、そんなことは置いておきまして、何でコーヒーの豆・粉は一緒で良いのか?です。

まず、深煎りのコーヒーを、コーノのコーヒースプーンで計ったとしましょう。

豆の場合は摺り切り11.15gでした。粉の場合は摺り切りで10.50g~13.0g位となるでしょう。微妙な手加減で粉の量は20%以上誤差が出ます。匠以外はね。

この誤差を修正できるほど敏感な指先を持ってる人は少ないです。その為、スプーンで計るというアバウトな計量方法では豆も粉も一緒と覚えて間違いないです。

ちなみに、中煎りのコーヒーの豆をコーヒースプーンで計ると、14.08g程度になります。深煎りは11.15gなのですよ!(今回の計量の場合)

もう、計量で誤差が20%も誤差がでてしまい、煎り具合でも20%も違いが出てきます。

体積で計ってgで計算するんですからね。そんないい加減な測定方法で、粉・豆の違いを拘ること自体がちゃんちゃら可笑しいわけです。

「豆と粉は、コーヒースプーンの計量は一緒でいい。それが気に入らないなら、0.01まで計れるスケールを用意する事です。」

ただ、どんなにきっちり計っても、人間の味覚はビックリするほどいい加減で大雑把なのでね。。。

結局の所、コーヒーなんてコーヒースプーンで摺り切りで計り、薄かったら次から足せば良いでしょ!?足した分だけ濃くなるから。お米とか炊いたり料理をしたりすればダイタイ出来そうなものですが・・・。

味音痴と頭でっかちの人にこそ簡単に楽しくとアドバイスしたいのですが、「簡単に教えると物足りなく感じ」て「正確に教えると難しすぎると思われるし」

長男は真面目すぎるから辛いな・・・。意味通じてるかなぁ。ここまで読んだ人は分るんだけど、わかんない人は一生伝わらないんだろうなぁ。辛い。

こうして、真面目すぎるがゆえに、味音痴と頭でっかちの他に、次男までも敵に回してしまう可能性が出てきた。嘘は言えねぇんだよな。すまぬ。