こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。 最近、ソバにはまっています。
香りを最重要視すると、田舎ソバも更科ソバも良いのでしょうが、どうも素材の味を活かす食べ方では無い気がしてしまいます。(どっちも好きなのですが・・・)
コーヒーに例えると、田舎ソバはカプチーノで更科ソバはキャラメルカプチーノのようなイメージです。
どっちも美味しいのでタマにはいいのですが、もっと素材の味わいが楽しめるような食べ方って無いのかな?と毎回思っていたのです。
やはり茹でてしまうと香りは半減しますし、のど越しはうどんのほうが上。私が良いお店を知らないだけかもしれませんが、もっと素材の良さや香りを活かす食べ方を考案する人や、それらの食べ方が一般に定着すような料理は生まれなかったのでしょうか??良い粉使ってるから一流店だぜみたいなのは、もうそろそろ終わりにしたいです。
20年以上前から、私が食べたソバとコーヒーとパンは素材の良さを活かす工夫がされていない発展途上の食べ物だと思っていました。セブンイレブンを見れは分かると思いますが、コーヒーはここ数年で相対的にクオリティーが上がったと思います。20年前と比べると美味しいパンを提供するお店も増えてきました。日本だと菓子パンの需要が多いとは思いますが、食事パンもクオリティーが上がっています。
で、ソバはどうなの??変化球で、そば処港屋さんが大ヒットしました。ジャンクフード系のソバでアイディアが素晴らしいです。でも、何か素材を活かす料理って無いのですかね?
ソバの香り成分は300位あるとどこかの書物で読んだのですが、ソバの魅力はあの香りだと思うのです。
まずソバの香りを細かく見ていくと、最初に飛び込んでくるのは、新緑の青葉の香り、木質の様な香り、アーシー(大地のような香り)もしかしたら干し草だったり完熟した腐葉土だったり、森林の香りだったり。
その他にも柑橘系やダマスクのバラっぽい香りも感じます。まぁ、バラの香り自体がジンジャーや木の根のような要素を多く含んでますね。
ジャスミンのような香りもあると思います。ある人は栗の花のような匂いと言っていましたが、面白いコメントだなと感心しました。
このソバの香りを存分に楽しむためにはやっぱり
続く・・・。