お米のお話し

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。
今後、コメの値段が上がるのか下がるのかの質問を多く受けます。

何でウチに聞くのか不明だが4年前の比較と共に今後の予測をしてみたいと思います。

相対価格の推移(60キロ)の話から。

2021年 玄米60kg/13,000円 精米では概算で60kg/14,500円となる。
この場合は、農家から消費者に渡るまでに9,500円のコストがかかってる。

2025年 玄米60kg/25,000円 精米で60kg/27,500円位になる。
この場合は、農家から消費者に渡るまでに20,500円のコストがかかっている。

諸経費が上がっているので利益は数値より低い数値にはなるが、農家さんは1.5倍から2倍近く卸売業も2倍近い売上増である。

当然、消費者は2倍近い金額を支払っている。

当たり前だが消費税も2倍支払う事になる。

更に深読みすると、消費税の課税事業者も納税する。業者も売上が上がっているので所得税や法人税も上がる。

農家がぼってるとか、業者が乗せすぎとかの話では無い。

資本主義では、市場の需要と供給によって価格が調整され、利潤を追求する経済活動が自由に行われているのだ。

農家に直接買い付けに行き、5kgの小分けにして売りさばく人も少なくないと思う。特に外国人。

こんな高い米は我慢ならない!国産ではなく外国産で安いの無いのか?と思う人も多いと思うが、お米は60キロ当たり18,000円以上の関税をかけられているので現在の国産米と価格差はあまり無い。

これから備蓄米が放出されて少し安くなると良いなぁと思ってる人は多いと思います。

だが、米穀指数は備蓄米の放出発表後に最高値を付けている。

美しいチャートだ。誰が動かしているのだろうか。農水省?

農家さんも儲かってないって言うし、業者さんもさほど追い風では無いと言っている。

ミナサンカシコイ

それにしても農水省の補助事業参加者の公募を見ると凄い数だな。

多少頭を使うが乞食してるだけで暮らせそうだ。

それよりも何よりも今年のコメは美味くない。

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