地域:中央州キアンブ県Gatundu地区Ndarugu
所属農協:Gitwe農協
生産者:ファクトリー周辺の所属農家696名
標高:1,883m(ファクトリーの標高)
品種:SL28、SL34、Ruiru11(1%程度)
精製:発酵槽を使用しソーキングも行うケニアの伝統的ウォッシュト
収穫:赤実をセレクトピッキング
乾燥:アフリカンベッドにて天日乾燥
保管:国内定温倉庫
販売日:2023.01.27
「マスターのつぶやき」カテゴリーアーカイブ
ケニア準備中
こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。
次々と新豆をリリースしているような気がしますが、月日の流れが早くて気のせいの状況です。
入荷する豆、入荷する豆いい値段しますね。素晴らしい。
特に中米の買い付け時期は為替の影響をもろに受けた状況ですね。仕方ない。
まぁ、安い豆は山ほどあるのですが良い豆は多くは無いのでね。高くても良い豆だけを集めましょう。
そもそも為替の影響ですので生産者がぼろ儲けしているわけでない。
そうそう。日本郵船の財務を見てみたら、エゲツナイ経常利益をたたき出しています。
売上はたいして変わらないのにこの経常利益の増えよう。どさくさに紛れてありえない。
俺なんて小遣い1万円で頑張っているのにぼりやがって。せめて株でも買っておけば良かったなぁ。4倍はいけた。
とりあえず、ケニアの豆が入れ替わりますのでサイトや便りの更新をしております。
ケニア・キウニウ(100g820円)→ケニア・カラツ(100g820)円据え置きです。
キリニャガ地区の豆からキアンブ地区の豆になります。
いろいろ飲み比べをして引き出しの数を増やしていきたいのですが、小さな脳みそでは収納場所が増えすぎて混乱してしまいます。
コーヒーの能書きばっかり詰め込んでも偏向志向になってしまうので、自分の感じる直感型で行くしかありません。
豆の切り替え作業は滅茶苦茶面倒ですが、いろいろ飲みたくなってしまいますので仕方ない。
タンザニア・ブラックバーン農園
<生産者情報>
農園名:ブラックバーン農園
所在:アルーシャ州カラツ県オルディアニ地区
農園主:ミハエル・ゲルケン
標高:1,760-1,950m
品種:ブルボン、ケント
ドライミル:テーラーウインチ社
輸送:リーファーコンテナ
保管:国内定温倉庫
販売日:2023.01.13
季節のブレンド chocolate
こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。
季節のブレンドchocolate販売開始致しました!
1月の早い時期に出来上がっていたのです。
ホームページもラベルも完成しておりました。
確定申告の出納帳もほぼ終了して順調な滑りだし。
余裕過ぎて魔が差してタンザニアのピーベリーを使いたくて再度味づくり。(ここからが長い)
何度も何度も作ってみましたが豆の相性が悪い。タンザニアではイメージする味が作れない。味見係りの社長の反応も悪い。
ピーベリーでブレンドを作るのは簡単だけど、chocolateにするのは難しい。
たたき台のブレンドを作って味を微調整して。やり直して。
ある程度完成度が高まったら、淹れたコーヒーを翌日まで取って置き1日経った味もチェック。
粉に挽き一晩おいてコーヒーメーカーで淹れて味をチェックして。
豆を挽いてすぐ淹れるのと、挽いて翌日に淹れるのでは同じ味にはならない。
同じ味わいにはならなくても、粉で買われても豆で買ってもコーヒーメーカーでもハンドドリップでも美味しいコーヒーを作らねばならない。
いやぁー。作りに作って頑張りましたよ。
結局、タンザニアのピーベリーは諦め最初に作ったやつがダントツ一番美味いとなった。
そもそも完成していてラベルも作ってあったし、HPも出来上がているわけで、何度も作り直しても初代を超えられなかったのでこれが一番良い。
と言う訳で、新豆のタンザニアピーベリーを使用する案は立ち消えましたが、やっぱり一番美味しいchocolateが出来上がりました。
滅茶苦茶苦労して作ったので、社長には配合を教えない事にします。
chocolate従業員バージョンとchocolate社長バージョン作っても面白いかもしれませんね。
たまにはコーヒーの話でも
こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。
毎度有益な情報の無い冴えないオッサンの愚痴を、温かい目で受け流してくださり有難い限りです。
2023年始まったばかりですが、2023年から2024年のコーヒーの話でもしようと思います。
↓コーヒーのコモディティ価格は順調に下落しております。
↓超円安も一服して、円高方向に舵を切ったかのように見えます。
↓そして超高騰した海運指数も下落しました。
一応言っておきますが、2023年これから使用される豆は、最も高額な時の豆を使用する時期になります。
常識的に考えて値上げをする企業が多いでしょう。
当店は、当分今までと大きく変わらない予定ですがね。
上記のチャートを見る限りでは2024年の「並品」のコーヒーは大幅な値上げは無い気がします。
「並品」のコーヒーが高くなれば、当然「高品質」のコーヒーは更に高くなります。
では、「並品」のコーヒーが安くなれば「高品質」のコーヒーは安くなるのか?
安くなる!と言いたいが、「並品」での収益が立たない農家からは、「高品質のコーヒーは今まで以上に高く買ってくれ」と要望が出てくる。
収入が減ってやる気も無い、品質も低下したのに高く買えとの要望はチョット待っただ。
しかし、生計が立たずに農園を放棄されてしまってはどうにもならない。
むやみやたらに高額で仕入れると、消費者も当店も利益にはならない。持続可能な方向で調整である。
日本のコーヒー業界は2024年も品質と価格で苦労させられる年になります。
じゃぁ、冒頭に述べた2023年の高値で取引された豆の味はどうなのか?
農家は何も頑張らなくても高い値段でコーヒーが売れるので、今まで以上の頑張りを見せる人は少ない。
これは、途上国だからというよりは、人間誰でももっているものですので仕方がないのである。
いかに真剣にコーヒー栽培に取り組んでいる人と付き合うかが肝心です。
当店では、ブラジル、コロンビア、タンザニアにコスタリカ。グアテマラもマンデリンもペルーもエチオピアもホンジュラスも長い付き合い。毎年素晴らしいコーヒーを栽培する勤勉な生産者です。
今まで良好なお付き合いしてきた結果が今後の生豆の品質が大きく影響致します。
良い生産者と良いお客さんがあってこそですね。
今年も魅力的なコーヒーをどんどんご紹介できるように手配しておりますので、ぜひお楽しみください!