たまにはコーヒーの話でも

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

毎度有益な情報の無い冴えないオッサンの愚痴を、温かい目で受け流してくださり有難い限りです。

2023年始まったばかりですが、2023年から2024年のコーヒーの話でもしようと思います。

↓コーヒーのコモディティ価格は順調に下落しております。

↓超円安も一服して、円高方向に舵を切ったかのように見えます。

↓そして超高騰した海運指数も下落しました。

一応言っておきますが、2023年これから使用される豆は、最も高額な時の豆を使用する時期になります。

常識的に考えて値上げをする企業が多いでしょう。

当店は、当分今までと大きく変わらない予定ですがね。

上記のチャートを見る限りでは2024年の「並品」のコーヒーは大幅な値上げは無い気がします。

「並品」のコーヒーが高くなれば、当然「高品質」のコーヒーは更に高くなります。

では、「並品」のコーヒーが安くなれば「高品質」のコーヒーは安くなるのか?

安くなる!と言いたいが、「並品」での収益が立たない農家からは、「高品質のコーヒーは今まで以上に高く買ってくれ」と要望が出てくる。

収入が減ってやる気も無い、品質も低下したのに高く買えとの要望はチョット待っただ。

しかし、生計が立たずに農園を放棄されてしまってはどうにもならない。

むやみやたらに高額で仕入れると、消費者も当店も利益にはならない。持続可能な方向で調整である。

日本のコーヒー業界は2024年も品質と価格で苦労させられる年になります。

じゃぁ、冒頭に述べた2023年の高値で取引された豆の味はどうなのか?

農家は何も頑張らなくても高い値段でコーヒーが売れるので、今まで以上の頑張りを見せる人は少ない。

これは、途上国だからというよりは、人間誰でももっているものですので仕方がないのである。

いかに真剣にコーヒー栽培に取り組んでいる人と付き合うかが肝心です。

当店では、ブラジル、コロンビア、タンザニアにコスタリカ。グアテマラもマンデリンもペルーもエチオピアもホンジュラスも長い付き合い。毎年素晴らしいコーヒーを栽培する勤勉な生産者です。

今まで良好なお付き合いしてきた結果が今後の生豆の品質が大きく影響致します。

良い生産者と良いお客さんがあってこそですね。

今年も魅力的なコーヒーをどんどんご紹介できるように手配しておりますので、ぜひお楽しみください!