カショエイラ・ダ・グラマ農園

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
カショエイラ・ダ・グラマ農園が、本日ほろにが焙煎所に到着いたしました!次回リリースの豆ですが、これ20kgのブッシュバッグと言うパッケージで到着です。詳しくは調査中ですが、真空パックのパッケージのような感じですね。

この豆は、8年位前に販売した事のある豆なのです。私の記憶では、2004年のブラジルのコンテストで、(レイト・ハーベストだった記憶が・・・。)素晴らしいコーヒーを作り出し、その後に販売をさせて頂きました。その後、なかなか縁が無く販売する事が出来ませんでしたが、今回、ご縁があり無事にほろにがにやってきました!

エリアは、サンパウロ州モジアナ地域サンセバスティアン・ダ・グラマです。標高は、1,000~1,250mとなっております。農園面積は418.54ha。ヘクタールとか言ってもピンと来ませんので、東京ドームで例えますとナント90個分です!正直、東京ドームがどの位広いのかわからないのですがね・・・。

総生産量は約12,600袋で、イエローブルボン、ムンドノーボ、イカトゥ等を栽培しております。今回は、ムンドノーボ種をパルプドナチュラル精製で仕上げてあります。

パルプドナチュラル精製とは、ナチュラル精製とフルウォッシュド精製の中間的な精製方法で、セミウォッシュド精製とも呼ばれます。収穫されたコーヒーチェリーの果肉を除去するところまではフルウォッシュド精製とほぼ同じですが、その後ヌメリのついた状態のパーチメントをそのまま乾燥にかける精製方式です。この精製方法は、独特な甘みの強いアロマになるとされていて、現在非常に注目されている精製方法でもあります。

販売はもう少し後になりますが、お楽しみにお待ち下さい!

Share (facebook) 

頂芽優勢

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
本日もほろにが園芸部のつぶやきにお付き合いくださり誠にありがとうございます!

草花をこよなく愛する読者さんなら、もうご存知の頂芽優勢のお話です。
(この言葉を先日知って、使いたくてウズウズしていた事は内緒です。)

さて、頂芽優勢 (ちょうがゆうせい)とは、植物の茎の先端にある頂芽の成長が、側芽(腋芽)の成長よりも優先される現象のことです。最近お気に入りのクレマチスの成長を見て、ひとりで頂芽優勢の現象の美しさを眺めております。

ひとりで眺めているのは話す相手が少ないとか、園芸部員の入部が少ないとかそういう問題じゃ無いですよ。園芸部は基本自主連ですからね。

植物の茎の先端にある頂芽を切ってしまうと、側芽が伸びだします。
摘心とかピンチとかと言ったりします。バジルなんかも側芽を沢山出させる為に摘心を行いますよね。

この茎の上に伸びようとする先端にある頂芽を、水平近くに誘引するとまた植物の面白さがあります。そうです!上に伸びようと側芽が沢山伸びだすのです。頂芽優勢の現象を巧みに使い栽培を行うのはほろにが園芸部だけではありません!

StCata_bent_tree_02[1]
サンタカタリーナ農園の誘引

01 128
ペドロ氏と園芸部

01 125
農園管理責任者と園芸部

そうなのです!グアテマラ・アンティグアにもその農法を匠に操る人物がいたのです!サンタカタリーナ農園主のペドロ氏。木を誘引して脇芽を増やす方法を取り入れておりました。イチジクの栽培とかでも行われるベタな手法なのですが、コーヒー栽培では珍しく印象に残っております。彼は米国の農業大学で農業を学んできたと記憶しております。以前ご紹介した、パナマのトラディショナル農園のリカルド・コイナー氏も同じ大学でお友達のようです。

何がいい言いたいのか考えもせずに書き出して、〆の言葉が見つからないのですが、頂芽優勢 (ちょうがゆうせい)大切ですので覚えておいてください!余談ですがこの間、息子がグラジオラスの芽をむしってしまいましたが、これは脇芽が無くて枯れました(苦笑)

Share (facebook) 

ケニアの中煎り!

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
本日、エクアドルのコーヒーをリリース致しました。これから社長のチェックが入るのですが、取りあえず社長にお見せする前に、アップしちゃおうと思います。

7割出来たら取りあえず公開する心構えでやってます。これって少し強引なのですが、100パーセントを待ていたら機会を逃すことが多いのですよね・・・。特にビジネスでは、7割良い方向に進むと思えばすぐに動いたほうがラクになります。

ラクな仕事と言うと、「暇でダラダラしていても一定の給料がもらえる」のもラクと言うのでしょうが、日雇い労働者の私のいうラクとは、仕事が沢山ある事をさします。

仕事が無いというのは、「仕事が増えるような仕事」をしなければなりません。メルマガや企画ものや限定商品やらドキドキするようなイベントも大切なのですが、この企画物に頼ってばっかりだとよくないです。

インターネットの大きなショッピングモールで大々的な広告を出してイベントやって売上を上げての時代は必要なのかもしれませんが、毎度毎度これの繰り返しでは精魂疲れ果ててしまいます。

極論ですが、仕事は疲れる為にするのではなくて、いかに利益を出すかです。ラクに仕事をしてもいいし、楽しく仕事をしても良いのです。そして自分の収入はお客様の満足度だと思っています。自分の収入が少ないのは、自分の商品にお客さんが喜んでいないと思うようにしてます。お客さんも楽しみ、自分も楽しめるようなお店が理想ですね。

ウダウダ書いちゃいましたが、お客様の要望でケニアの中煎りを焙煎しました。新しい農園です。やっぱりケニアの中煎りは面白い風味がたぷりで焙煎も楽しいです。宜しかったら購入してください。価格は比較的良心的な値段にしようと思います。売り先がきまっていないのです(笑)

Share (facebook) 

エクアドル-2

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
昨日の続きになりますが、今回ご紹介させて頂く、エクアドルにあるクエンカコーヒー生産者連合は、サモラチンチペ県はエクアドル南西部にあり、国境を越え隣国ペルーの北部に入ると、現在当店で大人気商品となっております『ペルー/ダゴベルト・コルドバ農園』の生産地ウワバル村があります(ハエン県)

こんな運命的な出会いを放置しておくわけには行かずに、販売を早めてペルー・エクアドルの同時販売を計画中です。早速、エクアドルの国境付近を調べてみました。外務省のサイトによりますと、比較的治安は安定しているようです。

ただし、外務省情報によると、サモラ・チンチペ県エル・パングイ市郊外においては,ペルーとの国境紛争当時に敷設された対人地雷(合計約1万個)が未処理のままとなっています。道路並びに市街地は安全が確認されており,専門チームによる除去作業も進んでいますが,触雷の危険を避けるため,山林や農地には不用意に立ち入らないようにしてください。との事です。

WS000045

(※この写真はグーグルからお借りした国境付近の写真です。コーヒーの生産エリアかどうかは不明です。)

恐るべし国境付近。コーヒー以外の何かを栽培してそうな雰囲気がプンプンします(笑)しかし、国境付近にはコーヒー未開の地も多くあり、魅力的なコーヒーがまだまだ沢山生産できる可能性があります。そんなコーヒーをご紹介できるように頑張ります!

そうそう。味わいは非常に澄んだ綺麗な味わいで、適度なコクと滑らかな口当たりがあり、飲みやすいコーヒーというのが第一印象です。そしてこの品評会はプロモーションを目的としておらず、今後の品質向上のために、生産したコーヒーの品質を消費国側に評価してもらうというものです。もうしばらくお待ち下さい!

Share (facebook) 

エクアドル-1

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
ほろにがの緑化計画もなかなか進まず、もやもやしております。
まぁ、ガーデニングは一日にして成らずですね。

そりゃ、金さえ出せば早く仕上がるでしょうが、ほろにが園芸部は日々の成長も楽しんでもらおうと考えておりますので、のんびりコツコツをもっとうに頑張って参ります。資金不足?と言えばそうなのですが・・。

さてさて、只今次回販売予定のエクアドルのコーヒーのHPを作っており、その経過状況をブログネタにしようと言う、何ともコーヒー屋らしいコーヒーのお話でもしようと思います。

今回ご紹介致しますのは、エクアドル輸出協会(ANECAFE)が開催した品評会「Taza Drada」に出品されたコーヒーです。

エクアドルは、2~10ha程度の小規模生産者が多く、その大部分は共同組合に所属しています。 その為、一般的に流通する商品は○○農園と言うようなコーヒーは非常に少なく、小さな農家から集めて、共同組合が作り上げる仕組みになっております。

このACRIM(正式名 Asociacion de Caficultores de la Cuenca del Rio Mayo)は、クエンカコーヒー生産者連合で作り品評会で入賞したスペシャルロットと言う事です。
(何だかカタカナが多くてしかもスペイン語なので、もはや覚える気すら起きませんね・・・)

サモラ=チンチペ県ってどんな所なのかな?とイロイロ調べてみましたが、この情報は誰が役に立つのか分からないので、とりあえず写真を数枚アップしておきます!

WS000046

WS000047

WS000048

Share (facebook)