最近販売するコーヒーはどれもこれもファインローストか深煎り。
で、ファインローストって何なの!?
というお話がございます。
特にご来店のお客様は、気軽にイロイロ聞けるのでよく頂く質問です。
もう100回以上聞かれて、説明も面倒なのですがネットのお客様も説明せねばと思いましてね。
(どうやら以前にもblogに書いてあったようだ。矛盾もあるかもしれないが無視して今の思いを述べよう)
お店を初めて23年。コーヒー生豆は大きくブラシュアップして生産エリアも驚くほど高高度になってきました。
標高の高い場所で生産された生豆は、じっくりと時間をかけて充実していきますので硬く締まり旨味が凝縮しております。
香りが豊かなコクと甘みがあり、幾重にも重なる多様な酸が味に奥行きを与えてくれます。
生豆が大きく変化しているので、その差材の活かし方も変わらなければいけない。
一気に変えると混乱するので徐々に変えていいくのですが、なかなか時間がかかります。
自分の店の商品を今まで以上に美味しくする為の変更するのも大変です。
丁寧に説明しないといけませんし、コロンビアの中煎りひとつでも店が変われば全く違うし、農園が変わっても味は異なる。
売る為に作るのか、作る為に売るのか。
うちの場合は、自分で飲むために作って、もし好みが合えばよろしくお願いします。というタイプですかね。