ファインローストって何なん!?

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

ところで、「ファインローストって何なん!?」

と、ご来店のお客様にはよく質問をされます。

当然、ネットショップで購入されるお客様も何だろう?と思いつつも、お店のおススメ的な焙煎しているだろうなぁとの認識で、わざわざ質問まではしないのだと思います。

「苦いコーヒーが好きなお客様は、深煎りか深深煎りがおススメですよ!」

「苦くないコーヒーがお好きなら中煎りか中深煎りが爽やかな味わいでおススメですよー。」

と、初心者向けの説明を20年間させて頂いております。

驚くことに苦いも酸っぱいも判断出来ない、自称「食通」の方もいたりします。どうしたら良いのか。。。

そろそろレベルの高い話をしたい。酸っぱいとか苦いとかじゃなくて旨い話をしたい。ってことでファインローストは煎り具合にとらわれずに豆の声を聞き焙煎をしております。

お客様の声なんて聞きません。美味しさのみを追求し生豆の声を聞きベストなタイミングで釜だしします。

美味しい素材があったらそれを活かすのが料理人。

素晴らしい生豆があったら、その豆の良さを引き出したいのが焙煎人。中煎りだろうが中深煎りだろうがどうでもよくて美味しいポイントで焙煎したい。

お客様や商売の為の焙煎ではなくて、ここ美味しいよね!ってポイントで。そこには中煎りでも中深煎りでもどうでもよく、ただただ美味しい世界です。

私は中深煎りが好きだから!私はグアテマラしか飲まないの!とか思い込みによって考えを変えられない人が多いのですが、出会ったコーヒーの良さを探していろいろ楽しんで見ては如何でしょうかという提案です。

高品質なコーヒーなんて滅多にございません。その滅多に無い高品質なコーヒーなのに美味しいと感じないのは実に勿体ないです。

そんな贅沢なバカ舌なら、なに飲んでも美味しいと思うバカ舌の方が何倍も幸せだと密かに思っております。

コーヒーの荒を探すのは、低品質のコーヒーを飲む人の飲み方です。

コーヒーの良さを探すのが高品質のコーヒーを飲む人の楽しみ方です。

どっちでも良いのですが、100g500円以上払うなら美味しさに目を向けては如何でしょうか。

ただ、100g500円で高品質なコーヒーは正直難しいとは思いますが、妥協できるラインのコーヒーは探せばたまにあると思います。

たまに美味しいコーヒーに当たって喜ぶのも楽しみの一つです。

常に高品質なコーヒーをというなら、比較的出費は覚悟しなければなりません。しかし、金さえ出せば美味しいかと言われればそうとも限りません。コーヒーを選ぶのはとても難しいです。

ただ、コーヒーは点数が付けられます。きちんとした味覚の客が、きちんとした味覚の店で購入すれば差ほどコーヒー選びは難しい事はございません。

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