こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
走り梅雨のぐずついた天候が続いておりますが、お元気でしょうか?
昼間は外で仕事をして、夜中は部屋で仕事をしてと、一日があっという間に過ぎてしまいます。
気が付けば、ホンジュラス・パカマラも終売し、エチオピアのナチュラルも入荷待ちとなりました。
ケニアの豆も入港を首を長くして待っておりますが、なかなか届きません。
コロンビアは、国内外での検査が続き、スムーズに事が進んでおりません。
グアテマラの噴火は大丈夫でしょうか?フエゴはサンタカタリーナ農園の近くにありいつでも噴煙を上げている山なので、またかと思いましたが今度は大規模な噴火のようですね。
在庫が無くなると「無くなったのですか!?」と結構言われます。在庫をキープするというのは非常に難しくコストもかかります。
定温の倉庫で全ての豆を管理してますが、一年間保存すれば当然倉庫代もかさみます。味の劣化の可能性もございます。いつでも準備しておくと言うのは結構大変だったりしいます。いつ豆が入荷するかは台風や港の込み具合で一変します。
同じ商品ばっかりだと飽きられてしまうので、目新しいコーヒーもご紹介しなければならず、新しい豆が入れば既存の豆の売れ行きも落ちて来ちゃったりしいます。
ジャパネットたかたがECサイトの商品数を8500から600に削減しました。14分の1とは思い切った手法です。
トヨタも車種を大幅に減らす事を発表しました。
いろいろ、あれが無いの?これが無いの?こいうのがあると便利だよね。とお客様から頂く貴重なご意見。非常にコストがかかります。で、お客様の最も注目するのはコスパ。結局買わねえのかよ!となるのです。
安く買いたいのに、コストのかかる要望がたくさん来る。確かに安い方が良いが、ただ安いだけではつまらないのだ。そこは何となく理解できる。
お客様のご意見の98%は正直全く役に立たない。だからと言ってないがしろにはしてはいけないのです。2パーセントはビックリするほどの素晴らしいアイディアだったりするからです。
そう。お客様のご意見や要望の98%は聞き捨てれば良いのですが、なかなかそれが出来ない。せっかく購入して頂いたのだから、やっぱり喜んで頂きたいなという気持ちがあるからだ。
ま、やってみると、結局「買わねえのかよ!」となるのですがね。
事業をしている人は分かると思うのですが、新しい事にチャレンジしても10回やって1-2回位しか思うようにヒットしないですからね。ほぼほぼ失敗するのですが、だからといって新しい事にチャレンジをしなくても良いと言う訳でも無い。
で、2店舗目を出せばきっといまより儲かるのでは!?という安易な考えになるのです。300万もあれば空き店舗で何とでもなるので、複数店舗なんて出すだけなら簡単なものです。
300万というお金は、サラリーマンも事業者も大金ではあるのと思いますが、仕事としては遊びに毛が生えたくらいのチャレンジです。失敗しても数年頑張ればなんとか挽回できるしね。
まぁ、大体の凡人経営者が2店舗目を出すというのは誤った判断だったりするのです。
自営業で生き残れる人はそれなりに努力家で天才だったりします。(俺を除く)
人を雇い店を回すと言うのは更に高度な技術が必要なのです。そんな高度な技術を持っていたとしても、結局は2店舗目を出すと資金繰りが大変になったりするのが大半です。
周りから見ているほとんどの人が、あの店は儲かっているんじゃない!と安易に思い込むのも面白いです。
ワタミのような超天才は除きますが、複数店舗で儲かる店はほぼ無いのですよ。
例えるなら家族がいるのに他の姉ちゃんに手を出すくらいなものです。確かにマンネリした毎日にドキドキハラハラ楽しい物であるでしょう。人生一回なので、悩んでいるなら手を出せばよいさ。結果なんてやってみないと分からないし、手を出してる最中は絶対に楽しい。(と思う)
しかし、結果良かったという可能性は低いのですよね。新しい事にチャレンジしても10回やって1-2回位しか思うようにヒットしないですからね。
隣の姉ちゃんに手をだしたら挽回出来ないかもしれないが、事業での小さな失敗ならどんどんするべきでしょうか。だから面白い。