物件探し

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。気が付けば11月も後半に突入です。

今年は紅葉の旅をしようと早くから楽しみにしていたのですが、思ったほど回れずに仕事に追われております。これはこれで嬉しい事なのですが、もう少しきちんと計画して来年こそは素晴らしい紅葉を見に行きたいと思います。

ご存知の方もいるかと思いますが、ほろにが店舗兼住居は古民家を改装したこ洒落た店舗です。イヤ。嘘です。ただ単に老朽化した築40年の小さな家です。

この老朽化した民家に焙煎釜を入れて、生豆も1トンくらいストックしていたせいか、水平のはずの家に傾斜が付いて折ります。

ちょうど現在私が座っているパソコンデスクに以前釜が置いてありましたので特にひどいです。机の上のはかりではこんな傾斜がついてます。

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iPhoneのソフトの数値では分かりにくいのですが、ボール等はすべて転がり落ちますし、丸いペンも勝手に移動します。社長はこの場所に座ると気分が悪くなるそうです。

床も浄化槽も塀も外壁もリフォームしたので、パッと見はまだいけそうですがけっこうボロですね(笑)

いずれ立替か新たな場所を探そうと不動産屋さんを巡って物件・土地を探していたのです。広さが100坪~300坪で周りに民家が少なくて大通りからさほど離れていなくて、焙煎をしてもあまり問題にならない場所を探しているのですがなかなかありません。

あっても市街化調整地域で多くの決まりがあり、その度に役所で建築の見込みがあるのかどうか調べなければなりません。いろいろ規制が多いですね。こまりました。

そんなさなかに、現在の土地を爺ちゃんから貰ったので名義変更しました。この老朽化した家は叔父さんの物だったので、それも私の名義にすることになりました。

はい。キャッシュで家を買いましたよ。月収一ヶ月分弱で(笑)そんな訳でして、この家の名義変更も行いました。

この土地と家の名義変更の手続きをしている最中に、新しい土地を探す日々が続いております。

先日リホーム済みの中古物件あり、中を見せてもらう予約をしてたりしたのです。これが運命の出会いかな?もしかしたら、11月に2件家を買ったら笑えるかな?ブログのネタとしては面白い。

しかも、敷地面積300坪で、リホーム済の築20年の家が1098万円と何とも投げ売り価格でした。

お店は別の貸店舗に行く事も考えましたが、通勤はどうしても時間が無駄なので、どうしても店舗兼住居が良いのです。家は理想を言えばキリがないし、妥協して我慢して作るくらいなら、中古物件を自分でリフォームして作ったほうが楽しそうだなと思います。

家は、正直何でも良いのですが、焙煎所や梱包所はお気に入りの道具で揃えたいと思います。少なくても移転まではあと5年以上はかかる予定です。せっかく購入するのですから、じっくりと楽しみたいと思います。何かアドバイスありましたらよろしくお願いいたします。!

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顧客管理

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。先日、いつもお世話になっている宅急便やさんから電話がありました。

営業さん「顧客管理はやっていますか?」

小生「まぁ、商売をしてますのでお客様のデータは保存はしておりますが、どのレベルまでの顧客管理なんでしょうか?」

営業さん「電話やファックスなどでご注文は来ますか?」

小生「電話もファックスもweb経由だったりメールで注文を頂いたりします。」

営業さん「ホームページとかもお持ちなのですね!」

小生「まぁ、発送をメインに商売をしておりますので・・・。手作りのホームページなのですが一応作りました。」

営業さん「手書きで伝票とか  」

小生「いや、B2(ヤマトさんの伝票発行ソフト)を使用してます。」

営業さん「そうなのですね!そのような店舗様向けに顧客管理のツールを提供いたしておりまして、今度一度お話をさせて頂けまいでしょうか?」

小生「あのぉ。。うちはヤマトさんで荷物を送ってるのは知ってますか?月にどれくらい送ってるか知ってますか?年間にどれだけお支払しているかわかりますか?」

営業さん「いやぁ、その辺はまったく把握いたしておりません。」

小生「あのぉ。。。ヤマトさんは顧客管理とかされていますか?」

営業さん「いやぁ、その辺はまったく。。。。」

小生「えぇ?? いろいろ勉強になりました!ありがとうございました。失礼しいます!」

おぉ、顧客管理の営業電話なのに笑ってしまいました。BtoBのビジネスで取引も14年もしてるのに、何も分からないのでは何有意義な提案も出来ないんじゃないでしょうかね。

たぶん、部署が違っていてるのかもしれませんが、せめて顧客管理のツールを提供するのなら、自社の顧客データもしっかり活用して営業してもらいです。でないと顧客管理とかまったく無意味じゃないかと思うのですよね。

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オーガニックについて-3

こんにちは。本日もオーガニックコーヒーに思うことを書いてみたいと思います。
オーガニックについて-1
オーガニックについて-2

生産者から消費者まですべての人が農薬はなるべくなら使用したくないと思っています。病虫対策でもニンニクや唐辛子など自然の物を使用した自家製の薬を使用する農家も多いです。

そして、コーヒーの農薬の検査は生豆の段階で行われ非常に厳しい基準が設定でれております。その非常に厳しい基準の生豆を、更に焙煎して200℃以上の温度まで加熱します。農薬が残る余地はほぼありません。

農薬を使用しないで育てることは賛成です。有機の肥料が与えるメリットも知っているつもりです。しかし、農薬がほぼ検出される可能性の無い物に、わざわざ多くの費用と栽培のリスクを持つのはどうかと思います。

この認証された生豆だけではオーガニックとは言えません。JIS有機認証のコーヒーを販売する為には、焙煎釜もミルも書類も細かな決まりがあります。

オーガニックならなんでも喜ぶ人は一定数います。そのようなニーズへの対応だと思うので、あまり商売の邪魔になるような事は言いたくないのですがやっぱりナンセンスです。無知な消費者に危険性で煽り何とか利益を出そうとするビジネスのように感じています。

どうせありもしない農薬を怖がり健康に気にするのなら、カビ毒の「アフラトキシン」を気にしたほうが合理的です。アフラトキシンはたいへん熱に強く、一旦作られると、通常の加工調理過程ではほとんど分解せず、除去することが困難な発がん性物質です。

熱帯地方の食品には危険性があります。通常は検査されており心配する事ではありませんが、スーパーに行って抜き打ちで検査すると、この物質が確認されることも珍しくないようです。

アーモンドだったりピスタチオ、カカオだったりその他熱帯地方で作られた食品は、同一メーカーをさけて適度に食するくらいのリスク管理が必要です。

コーヒーの豆はあまり聞きませんが、どう考えても低価格に仕上げようとしたコーヒー豆や、虫が食べてコーヒー豆がカビたり、動物の糞から取り出した豆なんかは通常のコーヒーよりもリスクがあると思います。

あまり細かく気にしすぎると、国産の食品も口に出来ないでしょうし、海外の食品もリスクはありますし。。。最後は自給自足しないと難しそうですね。そして念願の自給自足したらほとんどの人が農薬を買うと思います。理想はわかりますが。

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オーガニックについて-2

こんにちは。本日もオーガニックコーヒーに思うことを書いてみたいと思います。
オーガニックについて-1

コーヒーの木に、必要な肥料や病気の時に適切な処置をしないと元気に育ちません。当然ですが美味しいコーヒーを作るのはむずかしいです。

しかし、オーガニック(有機)のガイドラインに沿っていれば、どんなに貧弱な木でも不味くてもオーガニックの認証を得られます。

良質なコーヒーは健康な木々から生み出されます。弱々しい木々は、より良い種子(子孫)を残すことはありません。

自分が生きるのに必死な状態で、種子(コーヒーの種)に栄養を与える余裕はありません。見た目では真っ赤に熟したチェリーでも中身はスカスカとなってしまいます。見せかけの完熟チェリーです。

極端な話では、一本の木ですら朝日の当たる立地条件の良い場所は美味しいです。逆に、西日に当たる所は味わいは朝日側より落ちると言われています。

同じ木ですら味わいが異なるのですから、健康な木とそうでない木では言うまでもありません。

1.目の当てられないような細々とした貧弱な木々から作られたコーヒーでも、どんなに不味くても認証さえ守ればオーガニック。

2.農薬を使用しなくても問題のおこらない優れた土地で、ノウハウを持っているプロの農園主が育て、認証された素晴らしいコーヒーもオーガニック。

当然、理想を言えば2のコーヒーでしょうが、栽培技術以外にも環境も大切です。

その極めて希少なコーヒーに幾ら払うのか?オーガニックで栽培するのはさほど難しくはありません。オーガニック(有機)認証のコーヒーの入手も難しくはありません。

しかし、美味しいコーヒーで有機栽培の認証を得られたコーヒーはなかなか見つかるものではございません。美味しいコーヒーを見つけるだけでも大変なんですからね・・・。

つづく

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オーガニックについて-1

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。今回はオーガニックコーヒーの私なりの考えを書きたいと思います。こんな考えもあるんだなぁ~と思っていただければと思います。

まず、コーヒーの豆は、アカネ科コーヒーノキ属(コーヒー属、コフィア属)に属する植物の種であります。

このコーヒーの木は、さび病や霜害を除けば比較的丈夫な植物です。
(写真は初期のさび病)

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アブラナ科の植物のように多くの虫や病気が付く訳でもありません。コーヒーの木が丈夫で元気な場合は、費用のかかる農薬を好んで使用する農家の人もおりません。

コーヒーの栽培は基本的には農薬は使用しないのですが、オーガニックの認証をとるには取得の為の費用と仮に病気になった場合のリスクが伴います。

例えば、自分の子供(両親)が元気な場合は薬を与えることは無いでしょう。体調が悪くても、薬を使わずに気合で治癒させるかたもいるでしょう。漢方という手もあるでしょう。これで治癒するなら良いかもしれません。しかし、薬を使用しなくて取り返しの付かなくなる事態もあるかもしれません。

人間なら大変な事態ですが、コーヒーの木も甚大な被害が出ます。定植してから実がなるまでに3年以上はかります。3年ものあいだ無収入になる可能性もあります。苗も購入しなければなりません。さび病は空気感染をしますので農園が全滅するリスクもございます。

オーガニックを選択するとはそれくらいリスクがかかる農法です。オーガニックを熟知しているプロもおりますが、そうでない農業者もございます。当然ですがほとんどが後者になります。

病気が蔓延した農園で栽培されたオーガニックコーヒーならば、コーヒーの木が必要に迫られた時には適材の薬剤を使用し、健康な木々を育てるほうが私は良いと思っています。(当然ですが、薬剤散布は可能な限りしない方が良いとは思っています)

つづく

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