こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
ぐづついたお天気が続いておりますがお元気でしょうか!?
いやぁ、こんなに雨が降ると米農家さんを始め外で仕事をされる方や、飲食店の方も大変ですね。
まぁ、当店の存続も危ぶまれているので、他人の心配よりは自店の心配のほうが先ですね。
さてさて。我が資材置場の渋柿(蜂屋柿)が2本、甘柿が3本あるのですが、今年は全ての木が豊作です。
熟して落ちっちゃったり、トリやハクビシンのご飯になったりしてますが、まだ推定で1000個以上はあるので大量です。
皆さんにお裾分けをしたりしてますが、全ての柿を採って、枝を落として拭いて運んで形の悪い物は処分したりはなかなか時間が足りません。
成り過ぎていて小粒なのですが、干し柿は小さい方が乾きが早いし食べ過ぎないし都合が良いですね。
文化の日辺りに作るのが良いのですが、近年は、柿が熟す過ぎるので早めに作るケースが多いです。
しかし、早く作ると雨や気温の関係でカビが生えて、なかなか自然任せの干し柿は難しいものです。
2年前は100個の干し柿を全てカビで処分しました。。。。
と、言う訳で、自然任せではなくて扇風機で風を送り、アルコールで干し柿を殺菌したりしてつくる訳です。
蜂屋柿は熟すまで置いておいて、渋を抜いたらゼリーのように食べたり、冷凍庫で凍らせておいて風呂に入る前に冷凍庫から出して風呂上がりに半解凍で食するのも美味しいです。
そして、レモンをかけると味に奥行きがでて更に美味しくなります。
ユズでもスダチでもいけるのかな?といろいろ試していると、ついつい食べ過ぎてしまいます。
コーヒーのブレンドも、あれを入れるとどうかな?これは入れるとダメだな?とイロイロ試すとついつい飲みすぎてしまいます。
焙煎ごとに味をチェックしその都度配合を修正をしていきます。何をどう修正すれば理想的な味わいに仕上がるかは料理と一緒です。
素材は日々状態が変わりますので、配合比を覚えても何の意味もなく日々微調整です。
そこが、ブレンドの面白さであり難しさでもあります。ブレンドはコストダウンの悪いイメージを持つ方がまだ多いのですが、一つの料理や作品として味わってみるとイメージが変わるかもしれませんね。