タンザニア・ブラックバーン農園

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。

あっという間にゴールデンウイークに突入。皆さん何連休なのでしょうかね!?

もしも、私に5日間休みがあったらどうするだろうか!?

私は遅れてしまった仕事を取り戻すために仕事ですかね。

物の整理からパソコンの整理、写真の整理に書類の整理。いろいろ綺麗に片付けしたいです。

さてさて。タンザニア・ブラックバーン農園の新穀が入荷致しました!

確か、2005年に初めから販売を開始して今年で12年となります。

人気ランキングの上位に位置し、無くてはならない商品になっております。

タンザニア・ブラックバーン農園のもっとも優れた所は、派手すぎないバランスの良い味わいにつきます。

自己主張は穏やかですが、きちんと自分のやるべきことをしっかりと熟す頼もしいコーヒーです。

弱点は一年間を通すと、端境期にやや劣化が感じられるのです。(プロがカッピングをした話ですよ。)

当然、販売を停止する事を毎年考えますが、無くなるとこれまたどうして無いのか?と問い合わせが多くなります。

もう、レギュラーメニューに無くてはならないコーヒーなのです。

その為に、何をしたのか?

定温の船(リーファーコンテナ)で日本まで運ぶ。

日本に入港してからも、定温(約17℃)の倉庫で管理。

グレインプロという穀物用の袋に詰めた後に麻袋に詰める。

30キロの小分けでのパッケージで出来るだけ定温倉庫に保存。

10年前からでは想像も出来なかったほど、流通、管理、パッケージを変えました。

2005年の時の販売価格は税込み620円。
2016年の時の販売価格は税込み620円。

豆も、為替も、工賃も、コストも、税金も上がった。味わいも年間を通して驚くほど上がった。しかし、同じ価格で販売してきました。

凄い事なんですよ!と言わないとなかなか伝わらない。言っても伝わらない事の方が多い。

2017年は680円になります。美味しさや起業努力というのはなかなか伝わらないが、値上げの伝わりは確実に消費者の心に届く。

今後も価格は国際相場で変動するでしょう。上がったら上げるし、下がったら下げる。必要ならさらにコストをかけて美味しいコーヒーを目指します。

目標は八百屋のような価格変動です。とはいっても、年末年始に足並みそろえて値上げするような業界ではありませんので、ご安心ください。

コーヒー豆屋の利益率は随分下がった。これは私の目指したものであって計画通りです。以前に比べれば儲からない商売になった。それでいいのです。

可能な事なら、多くの人がコーヒーを飲むことが特別な日では無く、生活の一部に溶け込むようになってくればと思っております。