ホタル

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。ここ数日は涼しくて過ごしやすい天気ですね。

昨夜は焙煎の為に都賀古屋に泊まったのですが、もうホタルが数匹飛んでいました。

6月中旬ごろが見頃ですかね!?除草剤も蒔かずに熱中症になりながら開拓したかいがありました!

(こちらは昨年の6月中旬くらいの都賀古屋付近)

さて。新商品のマンデリン、コスタリカ、コロンビアのカフェインレスと人気商品三つ巴です。

まずは、マンデリン。昨年のオナンガンジャン・マンデリンは非常に酸の質が素晴らしく好印象でした。

ここまで良いコーヒーだと今年は見劣りするのではないか?と正直思っておりましたが、予想を覆す素晴らしい香味です。良い意味でマンデリンではないようなフルーツ感が楽しめます。

リントンとは近いエリアなのですが、ここまで違うと本当にコーヒーは面白いです。

次いでコスタリカ。バラ・ブランカは、国際コンテストでも何度も入賞するような素晴らしい農園です。端境期のコスタリカでこのような素晴らしいコーヒーをご紹介出来るなんて、10年前でしたら想像すら難しかったと思います。

ただ、一部のプロは10年前からこのような品質に達するであろうと、必死で品質向上のチャレンジをしてきました。

リーファーコンテナ(定温船)での輸送や、グレインプロや真空パックでの輸送をはじめ、港での生豆の滞在時間を限りなく少なくするため、船に積むタイミングをギリギリまで涼しい山頂で保存したり。国内でも定温の穀物倉庫での保存をしたり。

最近確立された品質を保持するための技法です。コーヒー会では産業革命のような激変でした。味覚が確かならばその成長ぶりに驚くと思います。素晴らしいコーヒーに出会える機会が増えました。

10年前のコスタリカコーヒーは、どんなに良質なコーヒーでも自動車で例えると500万円程度のセダンのようでした。
それがここ数年で1000万円クラスの上質なセダンのようです(どちらもイメージですw)

500万で販売される自動車の乗り心地も素晴らしいでしょう。だいたいの人は満足するはずです。
しかし、だいたいの人が満足するかと言って、新しい挑戦しないでいるという事はいずれ時代遅れになってしまいます。頃合いが難しいです。

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