インドネシアのコーヒー -4

当店の濃厚なマンデリンの香味の秘訣は、
類稀な品種にあります。大雑把に分かりやすく書くと「ティピカ系」
と言いますが、もう少し詳しく言う時には、「スマトラ種」「リントン種」と
言ったりします。現地の農家さんに尋ねると、
「Rasuna」「Garunggang」と言います。呼び名はどうであれ、
見た目は大粒でふっくらとした豆面です。

1-197.jpg

若葉がブラウン色なのが分かりますか?
これがティピカ系の遺伝子の樹です。

ちなみに若葉が発色のある緑色の場合は、ブルボン系の遺伝子。
だからどうした!?と言われれば確かにどうでもいいことです・・。

どっちが美味しいと言う訳でもないですが、
「ブルボン種」と「ティピカ種」は香味が異なります。

乱暴な分け方ですが、上白糖がブルボン種。
グラニュー糖がティピカ種。

茶色い味わいブルボン種。
緑の味わいティピカ種

芳ばしい味わいブルボン種。
フレッシュな味わいティピカ種。

こんな感じです。(イメージを伝えるのは難しい・・・。)
「タラバガニ」と「ズワイガニ」くらい違うと思います。

そうそう。タラバガニがブルボン種で、ズワイガニがティピカ種ね。

伝わってるかな?小生の言ってる事?ま。どうでもいいや^^;

同じだろ?という人もいれば、全く違う!という人もいるはずです。
この辺りは、経験とか興味とか味覚能力で変わると思います。
カニは分かると思いますが、コーヒーの場合は自分で焙煎しないと、
判断はちょっと難しいですかね。

ブラジルの友達もスマトラ種は、香味が良いと絶賛しておりましたので、
ブラジル等のコーヒーを消費する農家の人たちの中では、
ひっそりと栽培している人がいるかも知れません。

ブラジルの有名なムンドヌーボという品種が、
ブルボン種とスマトラ種の交配と言う説もあるので、
マニアなブラジル人が栽培している可能性はあるはずです。

ではでは。またまた長くなってしまったので、
次回は、普通のマンデリンの品種についてです。
新豆マンデリン入荷です。(こっそり宣伝)

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