美味しい深煎り

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今日は深煎りのお話を書いてみようと思います。
と書き始めましたが、深煎りの定義すら私は知りません。
誰か知ってる人はいるのかな??
ま。難しい事はさておき続けましょう。。。

私の個人的な主観ですが、深煎りには大きく別けると
2種類の深煎りがあると感じてます。

一つ目が「美味しい深煎り」。
そしてもう一つが「苦い深煎り」です。

苦い深煎りはどんな豆でも可能ですし、どんな焙煎をしても作れます。
しかし、美味しい深煎りは、素材も焙煎も良くなくては出来ません。
美味しい深煎りの焙煎は非情にデリケートで神経を使います。
どんなに良い豆を使用しても、気を抜くと苦い深煎りになってしまうからです。

苦味を感じない、スレスレの所を攻めるわけですが、
素材の変化によりポイントは少しずつづれていきます。

炒り豆よりは格段にゆっくりですが、生豆は劣化します。
良い生豆も徐々に劣化してきて、いつもと同じように焙煎すると、
苦味を感じやすくなります。

そこで、落とし所のポイントを探るわけです。
苦味を感じず美味しい深煎りのポイントを。
こうして、日々気を使いながら、「美味しい深煎り」
を提供できるように頑張っております。

そして最近の悩みがひとつ。
「苦い深煎り」が好きなお客様への対応です。

美味しいコーヒーを焙煎したいという、焙煎人な考えと、
苦い深煎りが好きなお客様にも満足して頂きたい。と
経営者の格闘があるのです・・・・。
どちらも大切なお客様です。難しいですね。

どうやら「苦い深煎り」のコーヒーは、通称「よごれ役」と
言われるそうです。(初めて知りましたが)
人それぞれ嗜好があるので難しいのですが、
私は苦い深煎りよりも、美味しい深煎りの方が断然オススメです。

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