粉の適量ってどんくらい?

コーヒーを淹れるときの粉の適量ってどんくらい?

そんな質問を良くされます。

メンドクセー質問である。聞いた方も聞かれた方も。

さらっとテキトーに答えた方が良い場合が多いが、コーヒーの粉の量というのは味わいに直結するので、ハンドドリップを始める前にを何度も読んで理解できた人は読み進めてください。文才が無いので読みにくいのは重々承知だ。

「当店が淹れるスピード」でのコーヒーの粉の使用量は・・・。

(人それぞれで抽出のスピードが違いますので目安として捉えてほしい)

1杯分15g
2杯分24g
3杯分30g
4杯分36g

コーヒーメージャースプーンではどうか?
当店で使用しているのはコーノのコーヒーメージャースプーン(普通よりちょっぴり大きい)

1杯分で山盛り1杯
2杯分ですりきり2杯
3杯分ですりきり2杯半
4杯分ですりきり3杯

粉の場合も豆の場合も同じ量でOKです。そもそもメジャースプーンは誤差が大きいのだ。

10万杯以上ドリップバッグを作り、0.1g単位まで計量したワイ。この域まで達する人は世の中に少ないと思うくらいに細かく大量のコーヒーを計量している。

まず、コーノのコーヒーメージャースプーンのすりきり1杯で、何グラムなのか?

豆の場合はすりきりで10gから13g

深煎り豆は軽く中煎りは重い。

深く焙煎してあるものは焙煎時に膨張するので一粒が大きくなる。逆に水分が飛ぶので1粒は軽くなる。大きくなって軽くなるのだ。

粉の場合は力の入れ方や焙煎の深さでメジャースプーンの計量は10gから15g位と誤差は更に大きくなる。

その他にも豆の場合はミルの刃に静電気で付いて少なくなったり、又は前回の粉が静電気で付いていたのが混じったり。

誤差の多い計量方法で測っているので、細かいとは気にするなという事です。

だいたいで最大公約数的の落としどころを見つけられれば、それなりの美味しくなるのがコーヒーの懐の深さです。細かく気にするなら重量を計ること。

そもそも、「お湯の量」や「抽出時間」により使用量が変動するので、コーヒーの粉の量は一度飲んでみて自分で量を見つける以外にはない。

粉の量なんて一度飲めば濃いか薄いかわかるので、次から修正できるでしょ!?濃かったらお湯を足せば良い。

有名なエピソードに「ベートーヴェンは1杯あたりコーヒー豆60粒をきちんと数えて淹れていた」というものがあります。

当店の平均的な豆の場合は55粒でOKだ。その他では豆の場合は軽くひとにぎりが1人前だ。ふた握りで2人で飲んでくれ。

10万杯以上もコーヒーメージャースプーンで掬い、0.1単位まで測量しているドリップバッグ職人だからわかるコーヒーを淹れるときの粉の適量の探し方だ。

ちなみに当店のドリップバッグで20秒蒸らして数回に分けでお湯を注ぐことが出来れば、どこの喫茶店よりも美味しいものが出来上がると思って作っている。スペシャルティコーヒーをこの価格で味わえるのも素晴らしい。

ただ、ワイが滅茶苦茶つくるのが大変だし、最近大量買いの常連客が増えて深夜残業が続いているので、多くの販売を望んでいる訳ではない。

注文を受ければ喜んで作るが、この作業で栃木県の最低賃金を上回れる技術の持ち主は世界広しといえども俺しかいない。

ドリップバッグ職人としてのプライドであり滅茶苦茶早くて正確に作れるので、要望があればどしどし注文下され。大きな注文か常連さんなら、ならそれなりに融通も利きます。

これから喫茶店を開業するならドリップバッグを利用すれば、超簡単で凄く美味しいコーヒーが安定して提供できるのだ。

ドリップバッグは小学生が淹れても説明書通りに淹れれば喫茶店の味わいを優に越えられる美味しさになる。

喫茶店のマスターも喫茶店に来た客もドリップバックかよ!?と思うとおもうが売れてない店ならドリップバッグだ。この味を超えるのは至難の業だ。

いやいや。コーヒーはハンドドリップじゃないととか、コーヒーは心を込めて丁寧にとか聞き心地の良いコメントを散見するが、まず3,000円のコーヒーメーカーよりも美味しくハンドドリップで淹れられる人は少ない。

簡単に美味しくコーヒーを淹れられる方法で美味しく淹れられないのだから、当然ハンドドリップで美味しく入るはずは無い。

コーヒーは飲むのが好きな人、器具を集めるのが好きな人、蘊蓄を集めて語るのが好きな人と三通りいます。

ロマンチストは蘊蓄を集めるも細かすぎるフィルターで重要なことまでブロックして腹落ち出来ないケースが多い。

理由は、コーヒーを飲むという経験が乏しいので理解出来ないのだと思う。だから、こういうメンドクセー説明は、コーヒーを飲んでいる人にしか話さない様にしてます。