次なる豆

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。
さて。さて。コロンビアもペルーも生豆の在庫が少なくなり、次なる豆の準備をしなければなりません。

コロンビアはもう15年以上お付き合いのオズワルド農園。

ペルーはフェスパ農園を代表に手掛ける、ウェルダー・ガルシアの豆が入荷済です。

コスタリカもドンマジョ・フジのナチュラルとエルアルト農園が待ち構えております。

順番にリリースする予定で準備していますが、ドン・ドン・ドン・ドン!と入荷ごとに高くなる豆。

為替が150円を付け直近ピークアウトしたような気がしますが、まぁ大変な時代ですなぁ。

来年には680円とか740円の豆をご紹介することも難しい位に上昇しております。

「安くて美味しいものを提供したい」

お店としてはその様な気持ちで経営しています。良くも悪くも。

お客様も、「安くて美味しいモノを提供してほしい」と多くの人が願っています。

お店の人は、安くて美味しいものを提供して「自ら低所得になり、自分の買い物も安くて美味しいものを要求する」ようになる。

「安くて美味しい」は、負のスパイラルを起こしやすいのです。

適正な金額で販売して、自分の買い物も適正な金額を払うようになると世の中がちょっと変わるかもしれません。

1リットルの牛乳を日本で作るコストが127円かかると言われております。

127円かけて牛乳を1リットル搾乳して、114円で乳業会社に売るらしい。

365日毎日12時間労働して、仕事をすればするほど赤字だそうだ。

多少なり補助金で飯は食える程度だろう。

家族一丸となって365日毎日12時間の労働でメシ代すら稼げない事業ってどうなんだろうか。

この仕事はなかなか出来ないと思う。一年中休み無しだ。俺は年収2千万円でもやらない。いや、やれない。

きっとコモディクラスの牛乳でも、1リットル250円以上じゃないとダメなのだと思う。

牛乳が250円になったら、ニュースで高い高いと騒ぐのでしょうね。

365日休みなしで働き、メシ代すら稼げない人に高い!と平気で言うような人間には成りたくは無い。言う方も悪気は無く言っているのでしょうが。