ペーパー値上げしました

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

暑い日が続いておりますがおかわりございませんでしょうか。

我が家は暑くても寒くてもお替わりありの大盛ライスで食欲は変わりません。

さてさて。今まで売れば売るほど赤字のコーノのコーヒーフィルターの価格改定を行いました。

以前はカリタのペーパーを改定したのですが、その時は1個売ると何と40円の赤字という偉業を成し遂げておりました。

まぁ、1個販売して40円損しても常連のお客様が購入するのでさほど気にしてはおりませんでしたがね。

今回はコーノのペーパーの価格改定です。10年以上ぶりの改訂だと思います。

以前から赤字っぽい価格で販売しておりましたが改定です。

正直、常連のお客様が美味しく飲んで頂けたらペーパーなんて赤字でも良いのですがね。

当然、日本中のどこよりも安いのでペーパー目当てのお客様が出てくる訳でその仕事がめんどくさくて・・・。

ペーパーを特売品にして客をつる訳ではないので、余計にペーパー目当てのご利用は避けて頂きたい。

今回はそのようなことが起きない様に常連様価格をご用意いたしました。

当店が損しないくらいの利益が乗っていますが、それでもどこよりも安いと思います。(さらに安い所があったら教えてください。どこよりも安くします。)

常連のお客様以外はメーカー希望価格になります。べらぼうに高くなったように感じさせてしまい申し訳ありません。ただ、これでもたいした利益にはならないのでね。

そもそもペーパーは在庫の段ボールも大きく場所をとるし数十円の利益。発送の時に段ボールのサイズも大きくなるし送料も増えるケースも出てくる。

長々と書きましたが、ペーパーの価格を変えたという話と、望んでいない仕事を減らす努力をしましたというどうでもよい内容の2点をお送りいたしました。

俺の浅煎り

一般的に「浅煎り」と言うのは「中煎り」よりも浅い焙煎のコーヒーです。

無理やりシリーズ化して販売している「俺の浅煎り」シリーズも、中煎りよりも浅い焙煎で煎り上げております。

中煎りは約190℃で煎り止めし、浅煎りの場合はそれよりも低い温度の186℃±1で仕上げるようにしております。

そもそも、この商品は「浅煎りだから酸味があるでしょ!」とか、言うような浅い考えで販売している訳ではございません。(最初はそれで良いのですが)

浅煎りブームだから始まったのかな!?なんて浅い考えの人やチャラチャラした意識の高い人向けのチープな商品でもございません。

ターゲット層は、コーヒー好きでより理解したいと思う上位5%対してのガチ商品です。

「無知の知」すなわち、自分が知らないことを自覚し、自分の知識の限界を認識することで、新たな知識を共に学ぼうという取り組みです。

当然、私も社長も成長するために開店当初から行っているチャレンジで、同じような価値観を共有する人が増えたら、コーヒーってもっと面白くなると考えたからです。

コーヒーの生産国を始め世界全体での温暖化による影響や、政治混乱など大きな課題。

今後、より良いコーヒーを安定して提供出来るような取り組み、未来にたいしてのアプローチが目的であります。

「俺の浅煎り」シリーズは、バキバキなトップスペシャルティのコーヒーのみを採用する事はありません。

5年後10年後に美味しいコーヒーが届けられるようにするためのプロセスが垣間見られる企画です。

コスタリカやホンジュラス、ペルーが驚くほど美味しくなった。もう、やれることは随分とやった。

驚くほど美味しくなったのに、その変化に美味しさに気が付く消費者はあまりに少ない。

これは消費者の味覚能力の低さに知識不足にブラシュアップの為の多くの活動などの告知不足も問題がある。

特にネットでの販売では伝えきれてないのが実情です。

ちなみに味覚能力が低いのは半数です。運動や歌やダンス、工作や視力や聴力が弱いのと一緒で誰しもが得意不得意があり完璧な人はいないのです。

何分、味覚は小さなころから大人になるまでに数値化されて無いので、自分の味覚能力の低さに気が付かない場合が多いのです。

悪い人ではない。味覚が音痴なのだ。

残念ながら私にはバカ舌を直す薬は持ち合わせておりませんが、良いコーヒーを提案するする事は可能です。

今後いつまでも新潟県魚沼産コシヒカリが一番美味しいとは限りません。

お米はコシヒカリじゃないとダメですか!?そんな時代じゃ無くなる時が迫っているかもしれません。

昔飲んだコロンビアは、今も変わらず美味しいかも知れません。しかし、今後も美味しいとは限りません。

もしかしたら変化しているかもしれません。いやもう変化をしているのです。気が付かないでしょうが、手遅れになりますよ。

変化を嫌う人も一定数おりますが、自分も変化をしないといけないかも知れません。

変化する準備は出来ていますか?変化する必要が無い年齢でしょうか?

変化する必要が無い年齢でも、変化をすることを妨害することはせずに暖かく見守りましょう。

美味しいコーヒーを提供するのに大きな励みになるのはお客様の声です。

その取り組みを一緒に楽しむのが「俺の浅煎り」なのです。

年々ブラシュアップを重ねより良いコーヒーを提供するための活動が体感できると思います。