こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
本日もご覧いただきまして誠にありがとうございます!
毎年同じ名前ですが、毎年創意工夫して自己満足してる「夏のフレンチ」発売です。
これから夏だしジメジメな季節なので爽やかな味わいで楽しんで頂こうという粋な魂胆です。酸の質感に注目ですよ。
深深煎りですので、酸味は少なめでしっかりとしたコクの部類に入りますが、五味(五基本味)のバランスが大切だったりすると考えております。
五つの味とは、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味となります。(日本では)
今まで接客した中で、「酸味が苦手です」という人は半数以上でした。大切な味の「酸味」が苦手なんだからそれは大変です。
素晴らしいコーヒーでも美味しいと思わないのですから。もはや私に出来る事はお祈りかゴマすりくらいしか方法が無いのですよ。
うちはお祈りもゴマすりもないので、ほんと私の才能の玉藻なのです。(おい!ここは良いお客様に恵まれてと書くべきだろ!ゴマすれ!)
味の分かる人は全体では少数ですが、それでも美味しいものを美味しと思い楽しめる人も沢山いますからね。
極論では、酸味が苦手ならコーヒーの楽しみ方の半分以上を捨てたようなものです。
とは言いましても、コーヒーは多くの魅力があるので、酸味が苦手でも十分楽しいのですがね。
適度な深煎りにはとても魅力がございます。コーヒーらしい香ばしく甘くアーモンドやキャラメル、バニラのようなニュアンス楽しめます。コーヒーにリラックス効果を求める方や女性が好む傾向が多いと思います。
この深煎りの魅力に取りつかれると、なかなか浅めのローストには移行できないようです。
不幸にも焙煎が下手くそできちんとロースト出来ていない豆や、品質の落ちるコーヒーを飲んでしまうと、渋みを伴っておりますので、その渋みが苦手な人が酸味と間違って苦手と思っている方もいらっしゃいます。一度苦手になるとなかなか好みは変わりません。
抽出して保温されっぱなしのコーヒーは刺すような酸があります。これは不快な酸っぱさといいます。良質な酸とは別の味わいです。
酸味があって爽やかなコーヒーが好きな人は中煎り
苦みとコクがあって酸味が少なめのコーヒーが好きな人は深煎りや深深煎りをお勧めします。これがコーヒー選びの基本のキです。
この説明はほぼ全ての人に通用するのですが、本当はこれは少し違います。
普段はそれ以上の話しても会話にならないので言わないのですが、1000人に1人位は気が乗った時に話す内容があります。
焼き芋を焼き過ぎると酸っぱくなるでしょ!?それがクロロゲン酸からキナ酸への変化なんだよ。
コーヒーもこのキナ酸が味わいに影響して・・・。と。
今回は長くなりましたし、まぁ余計な事なので気が乗ったら続きを書きたいと思います。
ぶつ切りですみません!