抽出時の最後のコーヒーは-2

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。

ドリップコーヒーの抽出の話の続きです。

「抽出最後のコーヒーはアクが入らないようにサーバーから外す」という事はしなくても問題ございません。

不味いコーヒーはそんなことしてもしなくても不味いですし、美味しいコーヒーはそんな事をしてもしなくても美味しいです。

抽出の最後のコーヒーは、「適切な濃度」になったのでサーバーから外すのです。

濃さの好みはそれぞれあるでしょうが、美味しいと思える濃さになったら外せばよいのです。

25gの粉で250c(約二杯分)くらいが大まかな目安でしょうが、濃いのが好きなら25gで130ccでも好きに調節してください。

慣れないハンドドリップは、お湯の量を入れすぎてしまったり時間が適切でなかったり、お湯の量が足りなくてアタフタしたりと失敗がつきものです。

そんな失敗も楽しめる余裕があれば良いのですが、生きるか死ぬかの真剣勝負の人も多いのでね・・・。

慣れない人や不器用な人は3000円のコーヒーメーカーでだいたい解決しますよ。と、何とも拘りのないコーヒー屋のようなアドバイスになってしまいます。

最近特に思います。不味いコーヒーはダメですが、美味しすぎてもダメなのです。評価されにくい場合が多いです。美味し過ぎると購入する層も少なくなってしまいます。ここが難しいのです。

美味しいコーヒーを飲みたいと皆さん思っているのですが、美味し過ぎてはダメとか何やねん!とも思いますが・・・。

乗り心地の良いクルマを求めてトヨタのクラウンを購入しにいったのに、販売員が5000万のロールスロイスやベントレーを勧めるようなものです。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言うのが、大人の世界では常識です。

しかし、やり過ぎたるものを面白いと思える人がいる限り、お店が潰れない程度に美味し過ぎるコーヒーも探して提供していきたいと思っております。

取りあえず、美味し過ぎるコーヒーは、少々お値段が飛んでますが(1杯100円位)ですが、缶コーヒーやセブンイレブンのコーヒーを飲もうと思えば・・・。

なかなかロールスロイスは購入できませんが、コーヒーなら1杯100円位ですので・・。

そんな訳で高い豆を買ってしまいました。美味し過ぎるコーヒーです。近いうちにHPでアップしますので一つよろしくお願いします。

ただ、やや華やかで個性がございますのでマイルドタイプのコーヒーがお好みのお客様はもしかしたら苦手かもしれません。