金木犀の記憶

こんばんは。ほろにが おすみです。
今年は一気に秋の陽気となってまいりましたが、
最近は日暮れも早くなったなぁと秋の深まりを感じております。

さて、先日の日記でマスターが
「金木犀の香り=クリスマスローズの活動開始時期」と書いていましたね。

ほろにがの近辺は、昔からの1軒家が多いためか
年月を重ねた大きな金木犀が庭に植えてあるおうちがとても多いのです。

洗濯物を干したり、近所を歩くたびにふわぁ~んと金木犀の香りが漂い
「あ~今年もまた金木犀の季節が来たんだなぁ」と
おすみはこの時期、
嬉しいような寂しいようなちょっと不思議な気持ちになります。

金もくせいの匂いがする
甘くて歯が痛くなりそう
秋には恋に落ちないって決めていたけど
もう先に歯が痛い
金もくせいを食べたの
金もくせいも食べたの
だから
歯の痛みにはキス

高校生の頃に読んだ山田詠美さんの「放課後の音符」のフレーズです。
金木犀の香りをかぐと 毎年この一節を必ず思い出します。

嗅覚や味覚から過去の記憶が呼び覚まされる心理現象は
フランスの文豪マルセル・プルーストの名にちなみ
「プルースト効果(プルースト現象)」と呼ばれているようです。

ほろにがのコーヒーの香りが、皆様の幸せな記憶と共に結ばれたらとっても嬉しいです♪

久しぶりに高校の頃によく読んだ作家さん達の本が読みたくなりました。
この本には、このコーヒー!なんて組み合わせを考えるのも楽しいですね♪

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