こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。両親が私に黙って私が死亡するとお小遣いがもらえる保険を掛けていたという、想像すると恐ろしい事件があったのですが、その担当の保険やさんが、コーヒーを買いたいとお客のスタンスで来店してこられました。
お客様なので丁寧には対応しますが、見知らぬ人から収入や生活を心配されるのは気分が悪いです。やんわりとご遠慮させて頂きますが、デリカシーの無い人はどうも。。。
私は困ったことに心のドアを開くのに時間がかかるのです。また、百戦錬磨の営業さんなのか客の振りをして他の保険商品を営業をしてくるので凄く面倒です。
「保険やさん」以降、保:ご両親がかけてくださってる内容はご存知ですか?
「小生」以降、小:いや、知りません。
保:じゃぁ、契約内容の詳細の資料をお持ちしますね。
小:いや、別に私が掛けたたものじゃないので興味ないので要らないです。
保:でも、ご自身にかけてある保険ですからご確認だけでも・・・。
小:親が勝手にかけたのですから、私は見る気も無いので。。。両親が死んで私が貰える保険でしたら興味はありますがねw
保:ご両親は、このような保険をかけていますよ。ちょっとだけ確認してください。
小:(あぁ、メンドクサイ。。。出荷も沢山なるのに。)はぁ、24歳の時からかけていたのですね。(最近だったら自殺や事故と見せかけて殺される可能性があるので一安心w)
保:お客様が55歳までに何か不幸があったら数千万円の保険が入ります!ご両親は息子さんの事を思ってですよ。
小:あぁ。。。(あと13年もの間、殺されっる確率があるのか・・・。うかつに両親と嫁には近づけないな・・・)
保:何かご自身で保険に入られてますか??
小:家族の為に掛け捨てを少々。何だか保険の約款って字が小さくて理解できないんですよね・・・。俺、頭悪いんで。。。
保:小さい文字は気にしなくてもダイジョブですよ。ただ、掛け捨てはもったいないですよ。例えばガンになった時に×○▽■・・・。
小:すみません。。。(時間が無いので最後の締めに入りますよ。)それだったら、保険屋さんではガンは治せるのですか?保険に入ったらガンにはならなくて済むのですか?それなら保険入ります。掛け捨てで。
それが無理ならば、ガンは病院へ行って病院で治療して病院にお金を払えばいいんじゃないのですか?日本は素晴らしい制度があって、自己負担3割で見てもらえるんだし。
その前に、ガンを早期に見つけるために検査をする等のほうがよっぱど保険に成るんじゃないですか?
ガン保険はガンにしか使えないかもしれませんが、お金だったら痔でも盲腸でも飲み屋のお姉ちゃんにも何でも使えますよね!?保険よりお金の方が便利じゃないですか?
保:でも、残されたご家族が・・・。
小:いつかは必ず死ぬんだし、人生なんて死ぬまでの暇つぶし。だいたい私が死んでも家族はそんなに困らないです。焙煎もブレンディングもHPの作成も教えてますし。考えられるもしもの時に備えて準備はしてますので、保険は十分なのですよ。私の仕事量もたかが知れてるし。
保:そんなこと言っても、お子さんも小さいのだし・・・。
小:あのぉ・・。ゼロサムゲームって知ってます?マイナスサムゲームとは何だか知ってます?金融担当って名刺に書いてありますが、金融に詳しいのですか?そもそもこの保険商品の期待値(expectation (value) )はいくつですか?期待値は計算して商品を薦めているのですよね?
私ね、まだ若いころに歌舞伎町が遊び場で10円ゲーム(違法賭博)のオーナーさんによく可愛がってもらっていてたの。そこで確率論とか期待値とか結構詳しく教えてもらっていて、ギャンブルや金融商品についてはだいたい知ってるのですよ。
違法賭博のオーナーさんから教わる内容じゃ無いけど、リスク管理はけっこう教えてもらってしっかりやってるのですよ。見かけによりませんが。
トータルで300万もする保険商品を買わせるには現状のプレゼンでは難しいと思います。物価上昇率2%を考慮して更に期待値100%以上の商品があったら知らせてください。前向きに検討いたします。
そんなこんなで、社長が外出していて、発送業務も一人で行わない日に限って忙しくなるんですよね。それにしても知らない間に保険金が掛かってるのか。。。怖いなww
wikiやらネットより引用
≪期待値≫
統計学で、確率の見地から算定した平均値。一つの変量の各実現値とそれが起こる確率との積の総和。連続量の場合は積分で定義する。