こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
コーヒーの淹れ方-透過法についてです。
透過法とはコーヒーの粉をお湯が通過することでコーヒー液を得る方式です。
通常のドリップコーヒーはこちらの方法になります。
淹れたかたは皆さん多少異なりますが、最初に蒸らした後に、少しづつお湯を注ぎコーヒーのエキスを抽出する手法です。
文字で書くのはなかなか分かりにくいので、今回はタリーズさん流のハンドドリップをご紹介いたします。はい。他力本願です・・・。
「粉の粗さ」「粉の量」「抽出時間」「コーヒーの液体(抽出したお湯の量)」のバランスがポイントです。
多少「粉の粗さ」や「粉の量」「抽出時間」がずれても、バランスさえ取れていたら「ある程度合格点」が取れますので、どんどんチャレンジしてみましょう!
粉の粗さ:パッと見た粒の大きさよりも微粉により味わいは大きく変化します。見ただけで判断するのは難しく、抽出してお湯の落ちる速度や味を見て判断することになります。大まかにはグラニュー糖とザラメとの間ぐらいです。
粉の量:お好みで良いのですが、1人前で10g~18gが一般的です。勿論、濃いコーヒーがお好きな方は量を多めにしても問題ございません。
抽出量が多くなる場合は抽出時間も長くなる為に、通常よりも濃く抽出されることが多いです。その為に若干粉の量は少なくしてバランスを取ります。
1人分のコーヒーの粉 14g
2人分のコーヒーの粉 24g
3人分のコーヒーの粉 32g
4人分のコーヒーの粉 40g
※お好みにより増減をしてみてください。
抽出時間:一人前のコーヒーを抽出するのに3分位が理想です。(当店で試飲サービスする場合は、お待たせする時間を短くするために粉の使用量を若干多くして短めの時間で抽出をしてます。)
どうでもいい情報
漂泊していない未晒しの茶色いペーパーを崇拝する方もいらっしゃるのですが、あの茶色いコーヒーペーパーは「無漂白」との明記はありますが「無着色」と書いてありません。
漂泊したペーパーは体に悪そうなイメージを持っているかもいらっしゃいますが、商品の表記を信じるのなら漂泊は「酸素漂白」となっています。「塩素」ではなくて「酸素」です。
とは言いましても、6年前のコーヒーのペーパーの偽装では、サトウキビから砂糖を取った後に残る繊維「バガス」の使用を表示しながら実際は使っていなかった。
そもそも、「無漂白」や「みさらし」と表示した商品に実際は漂白パルプが使われていたのですから、消費者も我々小売店も防ぎようがありません。(当店では噂で聞いていたので、茶色い未晒しの販売はしませんでしたが)
コーヒーペーパーのみならず、製紙業界全体は長年偽装に手を染めており、私は全く信用しておりません。信用はしておりませんが、体に特に有害なものが混入しているリスクは非常に低いと思われるので、コーヒーの抽出には漂泊してある白いペーパーでドリップが一番便利と思っております。