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従業員のMASTERでございます。
さて。コーヒーの市場価格ですが、
まずは、原油とコーヒーのチャートを見比べてみましょう。
原油↑ コーヒー（ＮＹアラビカ）↓
チャートを見ると原油ほど値下がりしてませんね。
この価格は、生産者には恵まれた価格帯と言えます。
中小のロースターさんは、不景気と豆高でダブルパンチです。
では。時間軸をずらしてみましょう。
2000年4月からのチャートです。↓
当店が店を始めたのが、2001年11月でしたので大底の時です。
ここから一気に4倍以上も相場が値上りしました。
当店の様な小さな店では、円高とか円安と言うのは、
余り影響は無いです。それ以上に相場に影響される事の方が大きいです。
ちなみにこのＮＹのチャートとは、コマーシャルコーヒー（コモディティー）の
価格であり、コロンビア・スプレモとか、輸出規格の中でちょっと良いものは、
＋何セントと上積みされます。当然、品種や場所や精製方法や選別によっても
価格はドンドン上積みされていきます。
見た目はほぼ同じコーヒー豆ですが、価格は本当にピンきりなのです。
ただ、必ず意識しなければならないのは、
チャートが1ポンド100セント以上で推移する事。
この価格は生産者が、キチンと生活できる基準ラインと思っております。
コーヒーで世界中がちょっとだけでも幸せになれたらと思っていたりします。
余り知られざる部分が少しは見えたでしょうか？？
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