こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
一時の酷暑も落ち着き、お久しぶりのお客様やご新規さんなどご来店頂いております。
水出しのアイスコーヒーの注文も沢山頂いておりますので、明日の定休日はじっくり時間をかけて焙煎をしていきたいと思います。
そうそう。新しいコーヒーもリリースしなければなりません。人気のコスタリカとペルーのカフェインレスを準備中です。
今回のカフェインレスは、超臨界二酸化炭素方式ではなくてスイスウォータープロセスとなります。
液体二酸化炭素での脱カフェインは、工場の稼働率やコストがかかり過ぎるという理由からか、工場が縮小傾向にあるように思われます。
いくら優れた方法でも、やはりコスパというのはどの世界でも考えなくてはなりません。
ドイツでは2社が撤退し、イタリアでは某カフェメーカーが所有する工場があるようですが、自社の商品加工で手が一杯との情報がありました。
日本にも、超臨界二酸化炭素方式の会社もあるのですが、技術面でまだ問題があるとの事でしたので、今回はウォータープロセスでのカフェインレスです。
使用する豆は、安定して高品質のコーヒーを作り上げるペルーのフェスパ農園になります。
ペルーからカナダまで定温船で運び、水による脱カフェインレス処理を行っています。
随分と手間と暇とコストがかかっておりますが、需用はどうなのでしょうか?
カフェインレスは20年後にはもっと需要は増えるとは思うのですがね。今回は様子見程度の販売です。