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コスタリカ_ジャサル農園_中深煎り |




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コスタリカのサン・ホセ州レオンコルテス市サンパブロにある生まれたてのコーヒー農園「ジャサル」入荷致しました。
 この農園は標高2,050~2,100mとかなりの高地にあり、コーヒーの栽培は非常に困難と考えられていたため、森林と牧草地にアボガド栽培が行われておりました。
 ところが、農園主のエミリオ氏のコーヒー栽培への想いは強く、この地にコーヒーを植えることを決断しました。
 理由は、エミリオ氏は他のエリアでコーヒーの生産をしていたものの、そのコーヒーは父が植えてきたもので自分が始めたものではなかったこと。
 新たにコーヒーを植えるところから自分で生産をしてみたい!そして、今までにない環境でコーヒー栽培にトライすることで、最高のコーヒーが作れるのではという期待があったからです。
 2012年にコーヒーの苗木・カツアイ種を1,000本植栽しましたが、半分近くの400本はすぐに枯れてしまいました。
 2013年、2014年には再度、カツアイ種を16,000本、そしてブルボン種の突然変異でコスタリカの一部でのみ栽培されているビジャサルチ種を4,000本とさらに植え続けました。

ビジャサルチ種については、植樹した4000本のうち半分以上枯れてしまったので、更に2500本追加で植えました。
 予想はしていたものの、過酷な環境ゆえ幼い苗木はうまく育たず、年間に半数近くが枯れる結果となりました。
 家族の反対を押し切り、多額の融資を受けながらもエミリオ氏はコーヒー栽培を続け、僅かながら念願のコーヒー豆の生産が可能となりました。

過酷な環境で耐え抜いた木から生産されたコーヒー豆は花のように甘く爽やかな香り。ドライマンゴーやイチジク、熟した梅ジャムのような風味に滑らかで繊細な触感。透明感のある綺麗な味わいが絶妙なバランスでまとまり、実に素晴らしい出来です。 |
まだまだ若木でありますので、年月を追うごとに更に良いコーヒーが出来ると思うと今後が楽しみでなりません。

今回は、商品化までに多大なコストがかかっているため、プレミアムをつけて生豆を購入致しております。末永くお付き合いしたい農園と思っております。是非一度お試しくださいませ。
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コスタリカ_ジャサル農園_中深煎り |
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農園名:ジャサル Finca
Yasal 農園主:エミリオ・ガンボア 所在:サン・ホセ州レオンコルテス市サンパブロ 標高:2,050-2,100m 規模:50ha 精製:ウォッシュト
品種:カトゥアイ 栽培品種:カトゥアイ、ビジャサルチ、ティピカ、ゲイシャ
収穫:手収穫
精製:ホワイトハニー(ウォッシュト)
乾燥:棚干し天日乾燥
輸送:リーファーコンテナ
販売:2022.06.03- |

酸味 |
★★★★★★★ |
オレンジのような爽やかな酸味 |
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苦味 |
★★★★★★★ |
口の中に広がるやさしく甘みを伴った苦味 |
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香り |
★★★★★★★ |
バラの花やジャスミン、甘く芳ばしい香り |
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コク |
★★★★★★★ |
滑らかで心地よいコク |
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後味 |
★★★★★★★ |
透明感がありスッキリとした後味 |
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